ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

トスカーナ @岐阜県美濃加茂市 (4)

2017年04月22日 | 岐阜県(中濃)

 

久しぶりにお気に入りのイタリアンをいただきに家族で車を走らせ、美濃加茂市の「トスカーナ」へ。もう創業して17年にもなるのだとか。移転する前の店舗(現在はイタリアン・チェーン店)横を通って店へ。知らぬ間に道中に下品な電飾看板が出来ていた。確かに移転先は分かり難いし、田んぼの中なので電飾は目立つが…(苦笑)。和の門と洋の石膏像が建ち並ぶシュールな空間を抜け店の中へ。だいたい予約を取らなくても入ることが出来るが、この日は一応電話したんだっけ。席に着いていつものように自分が食べたいものを注文させ、自分はそれとは別にシェアするアラカルトを適当に注文する。いつもの給仕の女性と違い、初めての年輩の女性が務めていたが、なかなかメニューの名前が覚えられないようだ。分かります(笑)。ワインはボトルで注文。こちらのワインは気軽なものばかり。

まずは「カプレーゼ」、それに「自家製サルシッチャ」(ソーセージ)、「豚の角煮バルサミコソース」などを「自家製フォカッチャ」と共にみんなでつつく。ここのサルシッチャはゴツゴツとした食感で肉の旨味とハーブの風味に溢れ、家族の大好物。ワインがどれだけでも進んでいく。そして2種のグランデ・サイズのピッツァ(アマトリチャーナ、マルゲリータ)の後、個々が注文したパスタを少しづつシェア。ワタリガニと合わせたペペロンチーノはスッキリとした味わい。ちょっと変わった野菜と組み合わさっても難なくまとまっている。ポルチーニ茸のクリーム煮タリアテッレは風味こそ濃いものの、後味は意外とあっさりとしてどれだけでも入っていく。ここは構えることないフランクな店だし、来日して20年というシェフのパオロ氏の料理はどれも申し分なし。値付けも安い。ただ行くのに少し時間がかかるのだけがネックなのだ。(勘定は¥12,000程/4人)

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トスカーナ (Pizzeria Ristrante Toscana)

岐阜県美濃加茂市下米田町今966

 

( 美濃加茂 みのかも イタリアン イタリア料理 ピザ ピッツア パスタ スパゲティー スパゲッティ フォッカチア イタリア人シェフ )

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あかね家 @岐阜県岐阜市

2017年04月21日 | 岐阜県(岐阜)

美殿町商店街を少し路地に入ったところにある「あかね家」。焼肉、中華、それにジビエが味わえると評判の店。まだ移転したばかりなのだが、結局古い方の店の時は行けずじまいだった。真新しい建物の暖簾をくぐって店内に顔を出す。しかしカウンターに空きがあるものの「満席です」と断られ、退散。やっぱりここも予約が必要なのかな。という訳で時を改めて再訪。テーブル席はほぼ満席だったが、今回はカウンター席に座らせてもらう事が出来た。ピカピカのカウンター厨房の中では若い主人が調理で忙しい。給仕の女性は3名ほど。排煙用ダクトがそそり立っているテーブル席はグループ利用だったので賑やか。給仕の方も忙しそうだ。自分の前にはガス仕様の七輪が置いてある。

まずは喉を潤す瓶ビールを注文。中瓶と小さなグラスが出てきた。早速熊本産という「馬刺し」を注文。小さめの角切りになっており、タレが絡んでいる。旨いが、切りの小ささと甘めのタレで肉の味は味わいづらい。次は「鶏焼き」。粗びき黒胡椒で食べるとのこと。七輪で炙った皮の脂が旨い。でも黒胡椒だけではやや単調か。次は「牛ホルモン塩」。こちらは白胡椒とごま油で下味が付けてある。こちらも肉質は充分なもの。脂は甘くて旨いが、強いのでやや薄味に感じてしまう。「レバー豚」も薄い味付け。肉質はいいがレバー自体の甘さが強いので(いい肉の証拠だが)もう少し塩か醤油で引き締めたいところ。ビールだったので余計にそう感じたのかもしれない。いわゆる濃い味のタレを付けないで質のいい肉の旨味を重視するということなのだろうが、次々と口に放り込みたくなる求心力に欠けてしまうのも事実。そこで方針を中華の方に振って「餃子」を注文。肉の旨味を皮でしっかり閉じ込めてあり、旨かった。人数が多くないとあれこれ頼めないのがつらいところ。テーブル席のように人を寄せて鍋とかをやった方が楽しそうだ。次は中華料理中心でいただいてみよう。(勘定は¥5,300程)

 

あかね家

岐阜県岐阜市美殿町49-3

 

( 岐阜 ぎふ 美殿町 みとのまち 美殿町商店街 あかねや 焼き肉 焼肉 ジビエ 獣肉 中華料理 中国料理 )

 

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Reggatta Mondatta Volume Ⅱ / Various Artists

2017年04月20日 | レゲエ・スカ

Reggatta Mondatta Volume Ⅱ / Various Artists (2000)

副題が”A Reggae Tribute To The Police”と題されたコンピレーションCD。ザ・ポリス(The Police)の名曲の数々をレゲエ・ミュージシャンがカヴァーした曲を集めた企画の第2弾となる。彼ら自身が70年代後半にレゲエをメロディやリズムに採り入れて成功したニュー・ウェーヴ・バンドだったので、ある意味逆カヴァーということになる。このアルバムの第1弾(ジャケット下参照)がなかなかいい内容で気に入っていたのでこれも購入(安価で中古を購入出来たと思っていたら、家の棚に同じCDを発見…。何度同じ過ちを…。)。発売年が同じところをみると最初から分割して発売された企画だったのかもしれない。

Reggatta Mondatta / Various Artists (2000)

クレジットを見て分かるようにこのアルバムも第1弾と同様、有名アーティストがほとんどなのがうれしい。こういうカヴァー・アルバムを楽しめるかどうかは元曲を知っているのはもちろんだが、カヴァーする側のアーティストが無名では全然ダメ(と個人的には思っている)。少なくとも何度も聴けるクオリティを保つには無名アーティストでは役不足なのだ。2000年発売とあって、どの曲もダンスホール期を経たポップな音作りの曲が多いのは仕方がない。それにしてもレゲエから飛躍した時期のポリスの曲も違和感なくレゲエとして成立しているのが、逆にポリスの曲作りの確かさを証明しているようで興味深い。レゲエ、あるいはポリスのファンであれば一聴する価値は十分にあると思う

01 Louchie Lou & Michie One - Don't Stand So Close To Me 
02 Aswad - So Lonely
03 Inner Circle - King Of Pain
04 Big Mountain - Man In A Suitcase 
05 The British Link - When The World Is Running Down 
06 Rayvon Featuring Shaggy - Demolition Man 
07 Freddie McGregor - Rehumanize Yourself 
08 Bim Sherman - Bring On The Night 
09 Third World - De Do Do Do, De Da Da Da
10 Toots & The Maytals - Canary In A Coalmine

ブックオフにて購入(¥280)

  • CD (2000/3/21)
  • Disc : 1
  • Format : Import
  • Label : Ark 21
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孫六 @岐阜県関市

2017年04月20日 | 岐阜県(中濃)

刃物でも有名な岐阜県関市は鰻でも有名。ここ「孫六」の名前も関の刀工から採られていて、”孫六(まごろく)”という名称は関市の色々なところで使われている。こちらの店は以前同市の本町通りの近く(千年町)にあり、当時は今のように道路が拡幅されておらず、商店街の中の一角という感じだった。その頃は有名な「辻屋」や「しげ吉」と違って知る人ぞ知るみたいな感じの店だったような。間口も狭く建物も古く、電球の灯りの下で親父が焼き場の炭に扇風機を当てて炎を煽っていたのを覚えている。それが周囲が整備された際に移転したんじゃなかったかな。こちらに移転してすぐにも店に入ったことがあるが、どんな味だったかはあまり覚えていない(なぜか昔の店の味はよく覚えている)。

もう何年振りだかの訪問。以前は座敷だったと思った場所はテーブル席になっていた。家族も一緒なので呑める、ということで瓶ビールと「鰻の唐揚げ」、「鰻の骨」を注文。そしてそれぞれが丼ぶり各種を注文した。さして混んでいた訳ではなかったが、給仕の女性がややバタバタしていて、唐揚げや骨が出てきても、ビールがなかなか出てこない(苦笑)。順番が違うだけでどれだけ印象が変わることか。鰻を唐揚げで食べるのは初めてだと思うが、想像よりあっさりとしていて、つまみにはなかなか良い。骨は量もたっぷりあって待っている時間を潰すには好都合。

そして丼ぶりが運ばれる。自分は「普通丼」。代は替わっているが、見るからに焼きが強め、焦げが強めなのはこの店の伝統だろう(実はこの訪問後にもう一度他の人と訪れる機会があったのだが、やはり同様の焼きだった)。普通丼でもご飯の量はしっかり。たれは黒っぽい色でやや甘めかな。丼ぶりの底に少し溜まるぐらいだったので量は少し多いかも。肝心の鰻は充分に旨いもの。この焼き加減をどうとるかは人それぞれだろう。ただ一般的な鰻丼の鰻よりも細かくカットされているので、何だか”ひつまぶし”のようで勿体無い気もする。(勘定は¥12,000程/5人、普通丼は¥2,365)

この後の記事はこちら

 

うなぎ 名代 孫六

岐阜県関市平和通り4-5-1

 

( 関 せき まごろく 炭火・地焼 うなぎのまごろく まごろく 鰻丼 うなぎ丼 鰻丼ぶり 刃物のまち 関の孫六 刀匠 )

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ねのひ (2) @岐阜県岐阜市

2017年04月19日 | 岐阜県(岐阜)

仕事を済ませて用事に向かう際、お腹に入れておこうと寄ったのは、人気のお食事処、岐阜市芥見(あくたみ)の「ねのひ」。この日も夜営業が始まったばかりの時間だったが、すでに先客は居るし、後からも次々と客が入って来る。昼だけじゃなく夜も盛況。テーブル席に座り、品書きを眺める。給仕の女性が「うなぎ てんぷら 季節料理」と書かれた湯呑みでお茶を持って来てくれた。そこで天ぷらをいただこうと「天ぷら定食」と「天ぷら盛り合わせ定食」とで迷う。値段も違うが内容はどう違うんだろう。ま、軽くということで安い方の「天ぷら定食」をお願いした。給仕の女性は2人、調理は若い2人。主人の姿も見えるが、もう若い衆に任せてしまえている様子。

しばらくして「天ぷら定食」が運ばれた。天ぷらの内容は、中サイズの海老が2尾、イカ、鱚、人参、さつま芋、南瓜、茄子、パセリ。これに茶碗蒸し、大根の桜漬けとアサリの味噌汁が付く。ご飯は大きめの飯椀に。サクッと揚がった天ぷらを天つゆに浸けていただく。衣が軽めなのがイイ。茶碗蒸しはちょっと塩っ気が強すぎだったかな。いい出汁の出ている味噌汁を挟みながら天ぷらを楽しんだ。一品料理もいろいろあるので、ここで一杯やるのもいいだろうなァ。(勘定は¥900)

以前の記事はこちら

お食事処 ねのひ

岐阜県岐阜市芥見大船2-85


 
( 岐阜 岐阜市 ぎふ 芥見 あくたみ 大船 おおふね 天ぷら 天麩羅 天婦羅 食事処 大衆食堂 和食 和食処 定食 ランチ 昼食 )

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竹の子 @岐阜県多治見市

2017年04月18日 | 岐阜県(東濃)

足を使って探してみると、いろいろ面白い店が見つかる岐阜県多治見市。歴史ある店も多く、和洋中華料理店、それに和洋菓子店もいろいろ。この日に向かったのは「ながせ商店街」にあるうどん店「竹の子」。創業は昭和55年(1980)頃と意外に古くはない。のんびりとした商店街に暖簾がかかった店が見えた。中に入るとカウンター席に先客1人。他にテーブル席がある。調理場には主人1人。後ろを振り返って、壁に貼られた品書きから「ころ」を選んだ。「ころ」は東海地方では当たり前にある冷たいうどんに少量の冷たいつゆがかかったもの。注文してボケっとしていたら調理の様子を眺める暇もなく、あっという間に「ころ」が目の前に置かれた。

さっそく手繰ってみる。こちらの「ころ」は麺がほぼ浸るくらいつゆが多め。上には刻みネギと擦り生姜、胡麻とシンプル。手打ちだといううどんは切りが不揃いなもの。冷やされたうどんは、讃岐のように強いコシがある麺ではないが、プリッとした歯応えがありとても旨い。この麺だったら煮込みでも旨いだろうなァ。多めのつゆはやや甘め。ネギや生姜が混ざるとつゆが少し締まってちょうどいいくらいになる。するするっといけてしまい、お代わりをしたくなるくらいだ。店に居た時間はものの10分程だったが、再訪を誓って勘定をしてもらった。次は「煮込み」か、「みそころ」か。(勘定は¥500)

この後の記事はこちら (2

 


 

↓ ながせ商店街の端にある町屋。屋根に屋根神様が祀ってあるが、社(やしろ)が2つ並んでいるのは珍しいんじゃないかな。

 

 


 

手打うどん 竹の子

岐阜県多治見市本町3-92-1

 

( 多治見 たじみ ながせ商店街 たけのこ 手打ちうどん 手打うどん みそ煮込うどん 味噌煮込みうどん 味噌煮込 ころ ころうどん 香露 信濃屋 )

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大福屋 @岐阜県岐阜市 (※移転)

2017年04月17日 | 岐阜県(岐阜)

珍しく日曜の夜に柳ヶ瀬商店街をブラブラ。日曜のこの時間帯に歩いた記憶はほとんど無いが、通りは閑散として、ちょっと前までの人出の落ち込みを思い出す。平日や昼間はまだしも日曜夜はやはりこんなものか…。どんな商店街でもそうなのかもしれないが、飲食店にとっては辛いところだろうな。この日暖簾をくぐったのは高島屋南の「大福屋」。創業は昭和35年(1960)だとか。主人は柳ヶ瀬で生まれ育った方らしい。ただしこの日調理をしていらっしゃったのは老齢の女性(女将?)で、他に女性給仕が1人。主人の姿は見えず。中はテーブル席が3つとこじんまり。カウンターもあるにはあるが使用されていなさそうだった。ひと通りの麺類、丼ぶりものがあったが、外の看板に「晩酌セット」というのが載っていた。内容はよく分からなかったが、冷たいものが呑みたかったのでビールでお願いした。

待っている間に予約客が入ってきて、上に案内されていた。なるほど2階もあるんだね。少々煙たい店内でテレビの「笑点」を眺めながら待っていると、運ばれた生ビールはキリン一番搾り。口取は芋の煮っころがし。冷たいビールで喉を潤す。ウメーッ。すぐに揚げ餃子が運ばれた。中には海老が入っているようだ。うん、こりゃビールで正解。そしてセットの最後はお好み焼。出てきたのは薄焼きタイプ。岐阜の古い店では珍しくない、いわゆる一銭洋食タイプのもの(逆に言えば絶滅危惧食)。たっぷり1枚分あって4分割にされている。古い店で食べるお好み焼はみなそうだが塗ってあるソースの量は控えめで紅生姜が効いている。旨い。最近のお好み焼は分厚くてソースたっぷり、なんならマヨネーズもかかっていて、ソースも関西と広島のハイブリッドみたいなのばかりだけれど、こんな所でお好み焼屋よりも”らしい”一品に出会うとは。旨かった。

こちらの店、麺類はうどんがメインのようだったが、品書きには「きざみ」「時次郎」「かちん」「梅好み」「淡雪」「ささま」などと、聞いてもどんなうどんなのか分からないものばかり。すごく気になるなァ…。再開発で無くなってしまうまでに次は是非うどんで。(勘定は¥1,000)

この後の記事はこちら

※現在は「レンガ通り店」として神室町1-12-1で移転営業されています

移転後の記事はこちら

 


 

↓ 再開発が決まっている高島屋南の地区を、モザイクタイルがとても素敵な花屋「玉屋工芸社」(写真下左)前の交差点から撮影。西側(写真下右)。右には「すしやす」がある。

 

↓ 「北京」や「文化屋食堂」がある南側(写真下左)と、「玉子屋」、「大福屋」「いしぐれ珈琲」のある東側(写真下右)。北側に高島屋があります。

 

 


 

大福屋

岐阜県岐阜市神室町2-8

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 柳ケ瀬 やながせ 柳ヶ瀬商店街 だいふくや お好み焼き 井ノ口丼 黄金丼 美濃姫丼 麺類食堂 大衆食堂 近代建築 再開発 )

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Memory Motel (Promo) / The Rolling Stones

2017年04月16日 | クラシック・ロック

Memory Motel (Promo) / The Rolling Stones (1999)

ストーンズ(The Rolling Stones)1997~98年のBridge To Babylon Tour後に発表されたライヴ・アルバム「No Security」から、アムステルダムでの演奏のプロモ・シングル。原曲は1976年のアルバム「Black And Blue」に収録されており、ヴォーカルをミック(Mick Jagger)とキース(Keith Richards)が分け合っている数少ない曲のひとつ。ここに収録されているヴァージョンもアルバムに収録されているので音源自体は全然珍しくないのだが、オリジナル・アルバムの方のジャケットが「?」だったのに対し、こっちのデザインの方がずっとかっこよかったので、このジャケットだけ手に取って見たく、今頃購入。

こちらはヨーロッパで出されたカードボード・スリーヴ2曲入りのもの(といっても同じ演奏でミックス違い)。デイヴ・マシューズ(Dave Matthews)がゲスト参加していて、独特の節回しでデュエットする。これが当時のミックのお気に入りだったという訳だろうか。でもデイヴ・マシューズには気の毒だが、結局ファンにとってはミックが歌う曲にキースが入ってくるのが堪らない訳で…。デイヴ・マシューズに関してはこのアルバムを聴くまで知識は何もなく、このアルバムの後も結局あまり活動を聞かなかったが現在はどうしているのだろうか。

プロモ・シングルが沢山出回っているのは不思議な気もするが、実際にどれほどプレスされるものなのだろうか。ま、簡単に手に入るぐらいだから相当な数だろうことは間違いない。それにストーンズのようにコレクターが多いバンドでは”プロモ”と称する怪しいお手製盤もわんさか出回っているので注意が必要だったりする。

オークションにて購入(¥690)

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ミロ @岐阜県可児市

2017年04月16日 | 岐阜県(中濃)

昭和喫茶好きの一部の人達には有名な可児市の「ミロ」。こちら何と言ってもモダンなデザインの建物が見もの。店の前まで行った時のインパクトは最高。かなりポップでいて周囲の風景からはみ出している感じがしないのは、年季が入っているからだろうか、それとも素敵なカラーリングのせいだろうか(ちなみに写真は逆光でいいものが撮れなかったので、別日にわざわざ撮り直しに行った時のもの)。色んな昭和の喫茶店を楽しんでいらっしゃる方が書いたあるブログで、建物だけでなく中の意匠も凝っていると知り、一度入ってみようと訪問した次第。用事でちょうどこちら方面に車を走らせていた平日の午前中。駐車場はほぼ一杯で、路地を入った奥にある駐車場にもしっかり車が停まっている。小高くなった店の階段を昇って足を踏み入れると、ほぼ満席の盛況ぶり。もちろん年輩の人が多いが、岐阜県の人って本当に喫茶店好きだなァ。

一番奥の(店名の由来であろう)ミロのビーナス像の前の赤いビロードのソファ席に座って、ホット・コーヒーをお願いした。ちなみにモーニング・サービスはサンドイッチとアンパンとトーストの中から選べて、茹で玉子と豆菓子の小袋が付く。これでコーヒー1杯の値段。自分が選んだのはサンドイッチ。待っている間にキョロキョロと店内の様子を眺める。照明は60年代を思わせる未来的なデザインで、アクリルで作られた一点物。カウンターの中の照明も吊り照明でかっこいいし、スツールもイメージカラーのオレンジ色。床は花柄の絨毯。相応に年季が入っているが、そこかしこがとても洒落ている。やっぱりいいなァ、ココ。ちなみに出典が何だったか忘れてしまったが45年以上営業されているようだ。

さほど時間がかからずコーヒーとサンドイッチなどが運ばれた。2切れのサンドイッチには玉子ときゅうりが挟んである。カラシがピリッと効いていて、パンに昭和のサンドイッチらしい独特の風味がある(この感じ分かるかな…)。カウンターの上に置いてあったパンの袋には「ロワイヤル」と書いてあったがどこの業務用パンだろう(味からするとココのような…)。コーヒーと一緒に美味しくいただき、硬茹で玉子に塩を振ってお腹に収め、あっという間に食べ終わった。もともと店でゆっくり出来ない性格なのですぐに勘定をしてもらう。ここは味噌かつなどの定食や、焼きそば、イタスパ(イタリアンスパゲティ)などもあるから、次はぜひ食事で来てみよう。(勘定は¥350)

 


 

↓ 近くを流れる木曽川の「今渡ダム・今渡発電所」(昭和14年・1939・建造)。愛岐水力株式会社の施設として造られ、現在は関西電力の建物。土木学会選奨土木遺産に選定されている。

 

↓ 同じ川の同じダムなのに川の対岸は美濃加茂市になり、発電所も「美濃川合発電所」という名称となっている(写真下右)。

 

 


 

 

軽食・喫茶 ミロ

岐阜県可児市今渡1619-184

 

( 岐阜 ぎふ 可児 かに 今渡 いまわたり ミロ 喫茶ミロ コーヒーミロ Coffee Miro 定食 モーニング 日替ランチ 近代建築 近代産業遺産 )

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かまた @岐阜県岐阜市 (※移転)

2017年04月15日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

岐阜市の神田町にある喫茶レストラン「かまた」。ビルの2階にあり、階段前の立て看板に美味そうなオムライスが写真入りで載っているのでずっと気になっていた店だ。創業して65年以上だというから昭和26年(1951)くらいだろうか。階段には店内に”犬が居る”旨の注意書きがある。マスコット犬が居るのだそうだ。外からでは分からないが、階段を上がると照明といい、佇まいといい、一気に昭和に。

実は以前、夜に店に入って席にまで座ったのだが、食べようと思っていたサンドイッチのパンを切らしたとかで注文できず、遅い時間だったこともあって何も注文せず失礼したことがあった。この日も昼はとうに済ませていたので、以前食べられなかったサンドイッチを頂こうと入った次第。赤いビロードの張られた椅子や、シェード付きのライトがいかにもな雰囲気。その椅子にしっかりとモコモコの子犬(トイプードル)が2匹座っている(以前は夜で犬は居なかった)。自分は大型犬を飼っていて犬好きなのだが、実は小型犬は苦手…。すぐ吠えるし、好戦的なのはたいてい小犬なのだ。

窓際の席に座り、以前目当てだった「厚焼き玉子サンド」をコーヒーとセットで注文する。この日は結構な客入りで、席のほとんどは埋まっている盛況ぶり。古い喫茶店なので煙草を吸っている人も多い。混んでいるからか結構な時間がかかったが、外をぼんやりと眺めながら待っていると、コーヒーと「厚焼き玉子サンド」が登場。コーヒーは厚めのカップに入っていて、サンドイッチの方は2cmほどもあろうかというすごい厚さの玉子焼きが挟まっている。まるで名古屋・円頓寺商店街「西アサヒ」の名物サンドイッチのよう。焼きはフワフワでキュウリも挟んである。それだけでは少々甘さが強いのだが、もちろん承知なのだろう、奥様が後から塩を持って来て下さった。何しろ分厚い玉子焼きがイイ。これを焼き上げるのに時間がかかったのかな。濃い目の東海地方仕様のコーヒーとも相性ばっちりで旨かった。次はもちろんオムライスを。(勘定は¥730)

※犬は”癒し犬”と書かれていたにも関わらず、結構吠えたり(笑)、席によっては犬の〇〇が××ることも…。犬嫌いの方は要注意。窓際の席には寄ってきません。

この後の記事はこちら

※平成29年10月9日を以って一時閉店し、再開は別の場所で翌年3月頃とのこと

 

 

コーヒー レストラン かまた

岐阜県岐阜市神田町4-16

 

( 岐阜 ぎふ かんだまち コーヒーかまた 喫茶かまた 厚焼き玉子サンド タマゴサンド 西アサヒ オムライス 鉄板スパ 鉄板イタリアン 洋食 ランチ 閉店 移転 )

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