すっかり忘れ去られたかのように、テレビから
『新型インフルエンザ』の情報が消えました。
でも実は、まだまだ水面下では二次感染が終っていないことを
知っていますか?
一時期、スーパーや外出先でマスクをしている方が大半でした
が、今はほとんどの方がしていません。
相変わらず マスクは品切れ状態で(品質の良い 高いものは
ありますが)売り場にはありません。
でも、新聞の片隅にみつけました。
私の街 『川崎市(神奈川県)』の川崎市立川崎病院は、
市の指定で、新型インフルエンザなど感染症の病棟があるため
5月のあの騒ぎの時に、新型の患者さんが何人か入院して
いました。
その病院の看護師さん4人の方が、新型インフルエンザへの
感染が確認されました。この4人の方は、感染症の病棟ではなく
感染ルートが分からない… という内容の記事でした。
さっきネットで新型インフルエンザの記事を見ましたら、
まだまだ広島・千葉など二次感染が広がっているようです。
日本での感染者は 449人 となっていました。
かといって、大騒ぎをする必要はないのだと頭では
分かっています。
でも、やっぱり防ぎようがないのでしようか?!
新聞記事から、関連のものを探しました。
【第二波への備え万全に】
世界保健機構(WHO)が新型インフルエンザの警戒レベル
を世界的大流行を意味する最高度の「6」に引き上げたのは、
地球規模で感染が拡大する恐れがあるからだ。
わが国も油断はできない。
新型の流行は北米や欧州、日本など北半球からオーストラリア
など南半球に拡大している。
「6」への引き上げは南半球に多い途上国に警戒を促す狙い
もある。
新型の症状の重さを示す病原性は今のところ季節性並みだが、
懸念されるのは、南半球で感染が広がる間に病原性が高まって
秋以降日本をはじめとする北半球で再流行することだ。
1918年に始まったスペイン風邪では、第一波の病原性は
低かったが、第二波以降病原性が高まり多数が亡くなった事を
振り返れば、その可能性は否定できない。
わが国は第二波に備え、被害を最小限にできる対策を今の
うちに練っておかなければならない。
先の新型の国内流入の際、水際作戦として行った空港検疫は
一定の‘時間稼ぎ’の効果はあったが、渡航暦がなくても、感染
するケースへの対策がおろそかになった。
これをふせぐには国内の医療機関からの情報を一元的に集め
監視する体制を構築する必要がある。
感染が疑われる時、最初に自治体指定の『発熱外来』での
受診を厚生労働省は求めているが、兵庫県では患者が殺到
し、対応しきれなかった。
小児は一般に種々の原因で発熱するうえ、新型と季節性の
識別は困難として日本小児科学会は『発熱外来』自体の廃止
を求めている。
初診体制のあり方について厚労省再検討すべきだ。
新型の治療には抗ウイルス薬タミフルが有効だが、すでに
Aソ連型ウイルスには「薬剤耐性」が生じて効かなくなっており、
新型にも薬剤耐性が生じる恐れがある。
幸い国内製薬企業が有望な治療薬の開発に成功し、年内にも
承認申請を行う段階まできている。
厚労省の早期承認が求められる。
新型を含むA型かどうかを調べる簡易検査の信頼性の低さも
今回の流行で明らかになった。理化学研究所が迅速で精度の
いい簡易検査法をほぼ完成させた。この実用化も急いでもらい
たい。
厚労省の依頼で国内4企業が7月から、従来どうり「有精卵」
を使い、新型用ワクチンの製造を始めるが、新しい「細胞培養」
技術を用いて迅速舂未棒渋い任④襪茲Ε瓠璽㎜爾鮖抉腓垢BR>きだ。
流行の再来に備えて、取り組むべき課題はたくさん残されて
いる。
もし、第二波で大流行に 万が一 なってしまったら…
ワクチンが間に合わない…
タミフルが足りない…
ワンチンのタミフルの使用の優先順位など…
問題、山済みでしょう !
政治、政界が混乱して 大変でしょうが…
厚労省は しっかり進めてくれて いるのでしょうか?
私たち 庶民には、自己防衛にも 限界があります。
日本の 『チェンジ』 がうまく 進みますように!
(えらい 話が 大きくなってしまった~)
神頼み !? しか ありません。 かなしい~