変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

介護老人保健施設

2014-04-27 14:36:58 | 私と介護

 昨日から、叔母は「介護老人保健施設」へ二泊三日で行きました。

 通称、老健。
 初めての利用です。

 
 (他人の方に介護をお願いするのは…)一年5ヶ月ぶりの施設の利用でした。

 昨夜は、どんなにか(介護から)解放されてぐっすりとゆったりと寝られて過ごせるか?
 嬉しくて、ワクワクと期待したのに…


 睡眠中断障害時(一昨年は、一年間睡眠障害に悩まされましたが…)の時と、
 同じ状態になりました。

 11時には、眠たくなって寝たのに…
 2時4時6時と目が覚めて、、直ぐにまた寝ることが出来るのですが、、
 7時半には息子の食事を用意するので、起きましたから、、

 あの時と、まったく同じ状態になりました。
 寝た気がせず、頭がボーーーっと。なにもする気がせず、

 主人にメールしたら、一日寝てていいよ  って。
 さっきまで、グダくだくだグダしていました。

 ただ、叔母の心配をしなくていいのは、気が休まります。

 でも、何故?
 睡眠中断症状が出てしまったのかと考えると?

 昨日の介護老人施設での出来事に問題が!!


 昨日午後2時15分に施設からお迎えがありました。
 施設利用に当たっての申し込みは、してありましたが、利用に当たっての
 書類に署名と印鑑を…
 と言われ、車で5分(歩いてもいかれますが、歩くのが嫌いな私は、車です)
 後から追いかけました。

 川崎社会保険病院が破綻して、買い取られ、同じ敷地内の介護老人保健施設も
 同じ医療法人社団へ。
 その施設は、一階が受付とリハビリルームとデイサービスの空間で、
 二階、三階が老健の居住空間に。


 エレベーターで2階に上がると、叔母の熱、血圧 サチレーションの測定を
 していました。
 叔母は、普段の月2回の往診時にも酸素飽和度がなかなか出ない、エラーになって
 しまう(指が細いのか? 手足が冷たいので主治医のホカロンを握らせてもらって
 温めてから、やっと93%の状態です)

 なので、さっそくエラー、もしくは80%台。。
 90%をきれば、酸素マスクが必要なくらい、なので、看護婦さんが
 困っていた。

 普段の話をして、手を私が握ってやっと93%に。
 一件落着。。

 それでは、お部屋へと。(2階、3階で、100人の老人が居住されている)
 その2階の4人部屋へ。

 
 4人部屋といっても、一人4.5畳はある、カーテンでしっかりと限られプライバシーも
 保てる。
 部屋には、トイレと洗面所もあり、今まで叔母が利用したどの病院どの施設よりも
 新しくて明るくて、広くて奇麗でした。

 良かったー、奇麗で広くて、明るくて。
 普段の様子、身体の様子をパジャマに着替えさせながら、看てくれます。
 介護士さんが手荷物のチエックをして備え付けの引き出しにしまってくれ、
 看護婦さんにお薬を渡し、病歴などの説明を。

 二人とも親切でした。

 ここで、一度施設のケアマネと利用するための書類に署名捺印のために
 一階へ。
 エレベーターは、暗証番号を入力しないと降りれません。
 認知症の方への配慮ですが…
 この外へ出られない、ということは、姥捨て山的なことを連想させるので…
 
 馴染めません………
 自分は、こういう施設には、絶対に入りたくないという思いが頭に浮かびます。


 書類が、何枚もあり、叔母の名前、住所、私の名前、住所、捺印。。
 10枚以上に書きました。
 正直、いつ亡くなってもおかしくない老人が100人ですから、何が起こるか
 わからないので…
 それに対して、(うまい説明ではありませんが、)異議訴えを致しません、、というような
 書類もありました。

 医師が24時間は対応しませんが、必ず一人はおりますので医師が緊急時には
 きちんと対応して、向かいの病院へ搬送します、と書いてあります。

 この書類に署名捺印に30分以上かかりました。


 その後、また2階へ(上がる時は自由に上がれます)
 叔母は、疲れたのかいつものように細切れ睡眠の入眠へ。(イビキをかいて寝ていました)


 看護婦さんから、医師が診ますのでお時間ありますか?
 
 医師は、50代のあぶらののった先生。
 私の顔を見るなり、、「栄養状態がかなり悪いですね」
 なんで、こんなに悪いのですか? と。

 40代で胃を全摘していることが(申し込み時の書類に医師(往診の主治医)
 に書いてもらう書類に書かれていなかったので…がんのために衰弱して体重が
 26㌔になったのでは、と医師に疑われた。。

 私は、書かれていなかった事は知らないので、叔母を介護する経緯から説明して
 やっと、誤解は解けましたが…

 医師は、明らかに私のことを(叔母の保護責任者としての)監督不行き届きで
 きちんとお世話していない、、と攻めている。。。
 だって、食べてくれない、水も飲んでくれない、、と言っても、
 分かってくれない。。。。

 6年間毎年、点滴へ通院していることもわかってくれない。


 そして、一言、(診察して身体を診ながら)
 「脱水ですね。(足を診ながら、浮腫んでいるから)低タンパク障害だし」


 ギロッと睨む。。
 「この言う状態でしたら、長期間の利用は出来ませんね。ここは、老健は
 病院ではないから」


 ぐさーーーーーー。胸に刺さりました。

 今回は、二泊三日だから、まっ良いでしよう、、、というような感じ。

 そして、水分を一日1500cc取る様に、看護婦さんに指示して
 大きな紙に「水分をたくさん飲みましょう」と紙に書いておばの見えるところへ。

 そんなに飲めない、飲まないからも私が脅しても泣いても怒ってもダメだったのに…
 26㌔なんだから、そんなに飲んだら、食べられなくなっちゃぅよーーー。

 老健の医師だから、おじいちゃんの医師だと思っていたら、
 バリバリ現役の医師だから…

 恐い、厳しい、ビックリ!!!!


 その後、介護士さんが来て、夜間のトイレ(叔母は紙オムツは使用しないので)
 トイレまで歩ける範囲ですが、初めて場所なので必ずブザーを押して介護士さんを
 呼ぶように!!と。
 私と手をつないで一度トイレを利用して、慣らしました。

 転倒が心配(夜間は特に)なので、ポータブルトイレを使用しましょう、となり、
 安心!!

 でも、その後の言葉でまたまたまたまたま不安に!


 「昨日も一人(ブザーを押したけれど来てくれなかったから一人で歩いてトイレに行き)
 転んで大変だった」と。。

 それを聞いて、もっとショックに。。


 預けて、安心ではなくて、不安感に!!

 夜間は、100人に対して、看護婦1名、介護士20名に1人だって。
 家では、必ず私がいて(独りで過ごすのは昼間の最大7時間がたまにのこと)。。

 やっぱり、他人にも預けるのは心配。

 心配性の貧乏性。。私って。だから、いままでも、頑張ったのだけど、、
 寿命だ、と思っているけれど… 

 母の介護からながーーーい介護生活で、本当に疲れ果てているから、と。
 思うも、なかなか難しい今の介護施設の問題点を見た、思いでした。

 明日、自分のリハビリへ保土ヶ谷整形へ行ってから、叔母を迎えに行きます。
 老健の送りは、午前10時と決まっていてリハビリへ行けなくなってしまうので、
 自分で迎えに行くことにしました。

 明日、叔母が帰ってきてからなんて言うか?

 それとも、医師、介護士、看護士さんに何か言われるか?
 
 ひたすら、転ばないで、しっかり食べて飲んで!
 と祈っている私です。。

 余計に疲れている私。あーーーーどうすればいいの?!




             『変形性股関節症に負けないでね!』
 
 

 
 

 
 

コメント
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