先日、「国家の品格/藤原正彦(著)」を読みました。
アメリカ的な「論理と合理」から、日本的な「情緒と形」が日本の品格を取り戻すという提言。
なるほどと思いました。
著者もいってましたが若い頃はこの日本的な「情緒と形」がまだるっこく、メリハリがないように感じます。
でも年齢を重ねるに従い、この情緒という空気を快く感じるようになります。
問題は現代の若い世代が「情緒と形」をどのように受け入れるかだと思います。
囲碁の世界では韓国、中国が日本を凌いでいる状況ですが、単純な勝ち負け(論理)ではなく文化(情緒)として発展してほしいものです。