◆書籍紹介
・書籍名:中盤に強くなる「打ち過ぎ撃退法 」
・発行所:日本棋院
・解説:小長井 克八段
打ち過ぎは彼我の力関係の無視、全局を見ず部分にこだわることから生じがちです。
全局的判断の大切さを知り、その打ち過ぎの正しいとがめかたを知れば、中盤戦を切り開く大きな武器となるでしょう。
◆主な内容
・打ち過ぎとは
・打ち過ぎの検証
・実戦指南
・打ち過ぎさがし10問
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1ヶ月ほど前に「囲碁書籍/打ち過ぎ撃退法」を購入し、半分ほど読んだところです。
私などザル碁党にとっては「打ち過ぎ」が敗因の多くを占めるように思われます。
といって「打ち過ぎ」を警戒し、消極的な手ばかりでは「踏み込み不足」でジリ貧の結果となります。
そのあたりの判断力が棋力の重要なポイントといえそうです。
アマチュアは生活がかかっているわけではないので、迷ったときは「イチかバチか」の一発勝負に賭ける傾向にありますが、これでは棋力向上は望めないとしたものでしょう。
本書を研究し「本手」で勝率アップを図りたいと思っていますが、すぐに好効果を期待するのは無理ですね。