囲碁界の夢の祭典―「リコー杯プロ棋士ペア碁選手権2008」がいよいよ開幕した。
トップ棋士男女32名・16組による本大会は、今年で第14回。文字どおり囲碁界のオールスター戦だ。
大会初日の12月8日は、1、2回戦、準々決勝進出決定戦が、恵比寿ザ・ガーデンホールにて行われ、会場には1500人を越えるファンがつめかけた。
< 準々決勝戦 12/15(土) >
勝者ペア 敗者ペア
小西和子・坂井秀至 梅沢由香里・黄翊祖
大沢奈留美・趙治勲 佃亜紀子・小林覚
謝依旻・河野臨 青木喜久代・羽根直樹
小林泉美・今村俊也 鈴木歩・小林光一
< 準決勝戦 12/15(土) >
勝者ペア 敗者ペア
大沢奈留美・趙治勲 小西和子・坂井秀至
謝依旻・河野臨 小林泉美・今村俊也
(日本ペア碁協会HPより抜粋)
◇ ◇ ◇
今回で14回となるプロ棋士ペア戦、年々盛り上がり度はアップしているようです。
前回優勝の「岡田結美子・山田規三生」ペアは残念ながら、ベスト8には進出できませんでした。
来年2月の決勝戦に進出したのは「大沢奈留美・趙治勲」ペアと「謝依旻・河野臨」ペア。
円熟ペアと新鮮ペアの対決といった構図でしょうか。
予想としては百戦錬磨の趙十段ペアを押したいところですが、趙十段は棋聖戦七番勝負の合間をぬっての対局でもあり、謝・河野ペアが有利かもしれません。
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本大会、日本棋院のニュースではあまり取り上げていませんが、主催が「財団法人日本ペア碁協会」なんですね。
ペア碁大会の開催やペア碁による国際交流、普及など「ペア碁」に限定した活動をしているようです。
囲碁という枠から「ペア碁」だけを別組織で運営するというのも、どうかと思うのですが・・・。