松岡秀樹王冠に羽根直樹九段が挑戦した、第48期王冠戦(日本棋院中部総本部、中日新聞社主催)の挑戦手合一番勝負は、 11月28日に岐阜県高山市の「ホテル穂高」で行われ、 黒番の羽根九段が中押し勝ちし、 3期ぶり5度目の王冠位についた。
(日本棋院HPより抜粋)
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中部ナンバーワンの座をかけた本棋戦、羽根九段が義兄弟対決(羽根九段の奥様しげ子初段は松岡八段の妹)を制し王冠位を奪取しました。「平成の若手四天王」といわれながら現在無冠は不本意でしょう。これを機会に中部の意地を見せてほしいところです。
一方敗れた松岡八段、メジャーな棋戦ではあまり目にする機会はありませんでした。棋士もこれからは個性や特長が要求される時代、「羽根九段の義兄」を超える活躍をしてほしいと思います。
本棋戦は48期を数えますが、過去のタイトル者では酒井利雄、島村俊宏、岩田達明、羽根泰正など懐かしい名前が並んでいます。
(岩田達明九段、羽根泰正九段は現在も第一線で活躍中ですが・・・。)
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王冠は「クラウン」、中部を拠点とする日本のトップ企業「TOYOTA」を象徴するクルマでもあります。
またゴルフでは「中日クラウンズ」というツアー競技もあり、「クラウン」は中部の代名詞といえそうです。