日本と中国でそれぞれ開催されている囲碁の阿含・桐山杯早碁オープン戦の08年の優勝者同士が対決する日中決戦は1月17日、京都市で打たれ、中国の古力九段が日本の張栩名人に白番中押し勝ちした。
日中決戦は10回目。日本は4連勝の後6連敗となった。
(朝日囲碁Webより抜粋)
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日本主催の国際棋戦における中国・古力九段の活躍は、目を見張るものがあります。
昨年の「富士通杯」、今年初頭の「世界王座戦」、そして今回の「早碁オープン戦」とタイトルを独占しています。
日本の囲碁ファンとしては残念ですが、実力差を認めざるを得ないですね。
それでもこのような棋戦を通じて、親日的な中韓の棋士が増えてくれればハッピーだと思いますが・・・、どうでしょうか。
日中韓の棋士はそれぞれの国で、それぞれの問題を抱えて暮らしていると思います。
強弱を競うことも大切ですが、「囲碁」が人々を幸せにする「ささやかな力」になってくれればと願う次第です。