全国を縦断して行われている公開公式戦、第28期NECカップ決勝が3月7日、東京・芝の「メルパルクホール」で行われ、羽根直樹本因坊が張栩名人・天元・王座・碁聖を降して初優勝を飾った。
(週刊碁より抜粋)
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序盤から激しい競り合いの一局でしたが、羽根本因坊が乱戦を制し初優勝を果たしました。
羽根本因坊は1月末に行われた「ペア碁選手権」でも優勝しており、早碁の方も好調のようですね。
一方の敗れた張四冠、十段戦第1局の直後でお疲れでしょうか。イマイチ精彩を欠いたようです。
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本局の対局地は東京・芝の「メルパルクホール」。以前は「郵便貯金ホール」とい名称で色々なイベントが行われてきました。
施設・土地は日本郵政が保持しており、施設の運営をワタベウェディング傘下のメルパルク株式会社が行っているそうです。
郵政民営化にともなう「かんぽの宿」売却が大きな問題となりましたが、透明性のある決着をしてほしいものです。