天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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決定打を探せ!/風鈴会

2009-03-01 21:15:24 | 囲碁

Wind_1_3 昨日(2/28)は定例の「風鈴会」の日。
講座の内容は「決定打を探せ!」というテーマで、局面打開につながる急所の事例解説(定石その後、狙いのヨセ、連絡の手筋、プロの実戦事例)でした。
急所を見出すためには「棋譜並べ」などでヒラメキや感覚を磨くことが必要でしょうね。

プロの実戦事例は昭和44年の本因坊リーグ戦より「黒:加藤正夫五段、白:坂田栄男十段」戦。
大豪・坂田十段を向こうにまわし、加藤五段が思いもよらない強手で競り勝った一局でした。
講師の鈴木プロは、師匠の棋譜の中でも特に印象深い一局とのことでした。

   ◇   ◇   ◇

講座のあとの一般対局は1勝2敗、2敗は高段者との対戦でいろいろと学ぶことがありました。
●1局目は支配人のN村さん、黒番3子局。急所の見逃し、囲い方の不備が敗因のようです。
○2局目は先輩のT中さん、白番3子局。序盤のミスで苦戦でしたが、中盤過ぎに相手のミスが重なり勝星を拾いました。
●3局目は同年代のT田さん、黒番2子局。大石の攻め合い負け、「ダメの詰まりは身の詰まり」でした。

   ◇   ◇   ◇

例会の後は9人ほどの常連が集まっての懇親会。
赤のセーターが目立つT田さん。還暦ルックとからかわれていましたが、確かに私と同様「アラカン(アラウンド還暦)世代」です。
若い頃の異性関係を得々と語っていましたが、まさにフェミニストですね。「はぐれT田、純情派」といったところでしょうか。

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