梅沢由香里・女流棋聖に謝依旻・女流2冠が挑戦していた第13期女流棋聖戦三番勝負の第2局は1月28日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、謝女流2冠が白番中押し勝ちし、対戦成績を2連勝としてタイトルを奪取した。
謝は女流名人、女流本因坊を保持しており、初めて現行の女流タイトル3冠を独占した。
<謝依旻女流3冠の話>
三つのタイトルを独占できたことは、夢のような結果です。今は、その喜びと同じだけの責任も感じています。女流タイトル保持者にふさわしい碁を打ちたいです。
(産経囲碁Webより抜粋)
◇ ◇
謝さんが2連勝でタイトルを奪取して3冠を独占、国内女流囲碁界では目下敵なしの状況ですね。謝さんの強さは勝負強いという点でしょうか。中韓の棋士と同じ闘魂を感じます。
本棋戦4連覇をめざしていた梅沢さん、残念でした。このところ勝負に淡白な気配が感じられますが、若さと気迫に押されたのでしょうか。
一般棋戦では張栩・三冠、女流棋戦では謝・三冠と台湾出身の棋士が大活躍です。
国内出身の棋士と比べ、気迫と執着力に格段の差があるように感じます。
日本国民は豊かになったのか、甘くなったのか・・・。この先が心配ですね。