「鈴木敗れ日本3位に沈む」
日中韓3ヵ国の女流勝ち抜き戦、第8回正官庄杯(韓国主催)最終戦は、韓国チーム5番手朴鋕恩九段が中国5番手の李赫二段に中押し勝ちをおさめ、韓国チームが優勝した。
韓国の朴九段が4連勝を記録し第3ラウンド開始時点で3人を残し優位に立っていた中国チームを逆転した。
(日本棋院HPより抜粋)
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韓国のエース・朴九段の4連勝で逆転優勝。躍進著しい中国勢に対し、韓国が意地を見せたシリーズとなりました。
総成績は、韓国:6勝4敗、中国:6勝5敗、日本:2勝5敗、日本勢(吉田、青木、梅沢、向井、鈴木)は青木八段と向井三段が各1勝の成績でした。
昨年の本シリーズは中国:9勝1敗、韓国:2勝5敗、日本:0勝5敗と中国の圧勝でしたが、1強では勝負の面白さも半減します。日本勢の奮起を期待しましょう。
その日本勢、国際棋戦では中韓の後塵を拝し、苦戦が続いています。
国内の囲碁ファンはイライラ状態ですが「栄枯盛衰は世の常」、現時点では遅れず追走いくことでしょうか。
文化的側面を持つ「日本の囲碁」、欧米などから支持される時が来ることを期待しています。