結城聡天元に井山裕太・十段が挑戦する第37期天元戦挑戦手合五番勝負第1局が10月24日に静岡県浜松市で行われた。結果は白番の井山十段が中押し勝ちをおさめ、タイトル奪取に向けて1勝目をあげた。第2局は11月8日(火)北海道札幌市で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「関西対決、井山先勝」 「結城、序盤でリードも・・・」
(週刊碁、見出しより)
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第1局を制した井山・十段、押され気味の中盤から黒模様を巧みに削っての勝利でした。
敗れた結城・天元、序盤好調の流れも時間に追われて苦しい展開になったようです。
本シリーズは関西対決、関西棋士同士による番碁は48年ぶり(昭和38年十段戦、橋本宇太郎十段 - 半田道玄九段)だそうです。関西勢の勢い、いつまで続くか・・・。
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今回の対局地は静岡県浜松市のグランドホテル浜松「聴涛館」。
「聴涛館」は「ちょうとうかん」と読むそうです。人名の場合は「聴涛(きくなみ)」のようで・・・ムズですね。
浜松市のある静岡県、東は伊豆半島から西は浜名湖付近まで東海道にそって広い地域にわたっています。
気候は温暖で農産物や海産物も豊富、住みやすそうな地域ですね。
ただ「東海沖地震」の予想もあり、不安な面もあるようです。