井山裕太碁聖に河野臨九段が挑戦する、第38期碁聖戦五番勝負の第1局が、7月6日に石川県金沢市で行われた。 結果は黒番の河野が中押し勝ちを収め、先勝した。 河野が連勝するか、井山が追いつくか、第2局は7月22日に新潟県長岡市で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「河野好発進、最後は井山の大石を粉砕」 「井山 序盤早々 痛い失点、差が詰まらない」
(週刊碁見出しより抜粋)
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序盤でポイントを挙げた河野九段、その後も冷静沈着な打ち回しで勝利を引き寄せました。
敗れた井山碁聖、劣勢からの勝負手がカラ回りで不満の残る一局のようでした。
タイトル戦の続く井山五冠。本因坊戦では3-3のタイで最終局へ、囲碁界のスーパースターは休息の時間もないのでしょうね。
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今回の対局地は石川県金沢市の「北國新聞会館」。
一昨年の秋、旧友4人で能登半島を周遊しました。
海沿いの景勝地は見るべきものがありましたが、秋らしい趣きはあまり感じられませんでした。
北陸で本当に季節を味わうとしたら、冬かもしれませんね。