「週刊碁」に連載の四字熟語、「つるりん(鶴山淳志八段、林漢傑八段)式観る碁のすすめ」
㊸奇想天外/大西竜平七段
★奇想天外(きそう・てんがい):普通では思いもよらない奇抜なこと。
りん:ちょっと浮世離れしてるんだよね。竜平くんの言うことは何か深そうなんだけど、実際どこがどう深いのかよくわからない。
つる:感性が独特。なんか竜平くんからは宇宙を感じる。武宮先生みたいな模様の碁ってわけじゃないんだけど。
りん:わかる。それでいて半目王子(大西七段は半目勝負の確率がとても高いです)でしょ。そこもナゾ。天才。
つる:説明が難しすぎるよ。何も伝えられてない気がする。
りん:竜平くんの魅力を伝えるには我々も宇宙からインスピレーションを得ないとだめか。
㊹一家相伝/張張小治初段
★一家相伝(いっか・そうでん):一つの家に代々伝わってきたこと。特に、芸事や学問、武術などで代々伝えられる奥義、教えなど。
つる:囲碁ってけっこう親子棋士って多いよね。
りん:張一族のことですね。
つる:木谷實九段 → 小林禮子七段 → 小林泉美七段 → 張心澄&心治初段って四代続いてるんだよ。
りん:それに、禮子先生の旦那さんは小林光一名誉碁聖で、泉美さんの旦那さんは張栩九段だもんね。何か代々伝わるものがあるのかな。
つる:囲碁への愛ですよ・・・。
(週刊碁より抜粋)
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「つるりん」の大西竜平七段は「つかみどころない棋士」ということでしょうか。芝野虎丸九段もそんな雰囲気がありますね。
勝負師の時代は終わったか・・・。
張一族の棋士ファミリー、奇跡ですね。
相伝の秘訣は「囲碁への愛」もあるけど、「使命感」が第一かと・・・。
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