NHKテレビテキスト「月刊・囲碁講座」の別冊付録に、「井山裕太のはじめて覚える囲碁用語」があります。(今まであまり読んでいなかった・・・)
その最後に「囲碁用語アラカルト」という欄があり、井山さんの対局コメントなどが掲載されています。
12月号では、棋士のニックネームについてのコメントが載っていました。
現代の棋士は、国際戦の影響などもあって棋風が多様化し、ニックネームを付けにくいということでした。
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◆四天王のニックネーム(日本棋院が2006年に公募で決定)
・山下敬吾:「フルスィング」
・張 栩 :「韋駄天」
・高尾紳路:「重厚戦車」
・羽根直樹:「忍の貴公子」
平成四天王も今や無冠ですが、ニックネームが決まった時期は7冠を四天王が持ち回りの状態でした。
このニックネームも当時はある程度定着するかと思っていたのですが、イマイチでしたね。
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平成に比べ昭和の棋士は個性的なタイプが多く、ニックネームも定着しましたね。
私的には同世代の「木谷道場・三羽烏」が印象に残っています。
・加藤正夫:殺し屋
・石田芳夫:コンピューター
・武宮正樹:宇宙流
それ以前となると、「大竹美学」「林海峰の二枚腰」「カミソリ坂田」・・・
井山6冠もマスコミをにぎわすようなニックネームが付けばいいのですが・・・
囲碁界に限らず「個性」を強調するにはムズな時代かも・・・
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