1週間ほど、国際学会のため、パリに出張していて、今夜帰国した。
発表前後の時間を利用していくつかの観光スポットを訪れた。思っていたよりよほど広かったのだが、東京同様、地下鉄が整備されているので移動は楽にできて助かった。
鎌倉同様、パリにもたくさんの観光客がいた。もちろん、パリは世界遺産の街であり、鎌倉はその候補にもなれなかった街なので比べようが無いが、観光都市であることは間違いない。
以前、ある人が言っていたが、観光地や大都市は人が集まる引力をもっているそうだ。観光地というのは往々にして古都だったりするので、かつての大都市である。パリも鎌倉も同じハレの街だ。多くの人が、集い、楽しむ。
いる人はみんな楽しそうだ。
それにしても、地下鉄の乗客は半分以上が観光客じゃなかったろうか。江の電と同じだ。
パリ市内には宣伝広告のたぐいが一切無い。だから、街がとても美しい。
建物は古いものしか残っていない。
鎌倉もそんな美しい街を、街ぐるみで目指していく必要がある。 だが、鎌倉は古い大きな邸宅が遺産相続でつぶされ、小さな家がどんどん増えている。
拙宅もそうなので、何ともいえないが・・・。
日本政府が、クールジャパンを目指していくのならば町並みごと保護していく必要がある。是非、そのようにしてほしいものだ。
日本再生の鍵は鎌倉にも