過去を変えることはできないが、未来を変えることはできる。
自らが望む未来がはるかかなたにあって到達できそうになく思えても、あきらめたら、未来には永遠にたどり着けない。
そのためにはどうしたらいいか。一つ一つ考えてみる。
何よりもまず、健康でいること。病気であれば、これを押さえ込む。
そして、なすべきこと。
若い人であれば、なんでもいい。日々、正しいことだけ行っていれば、未来は高みに通ずる。
私のように、残りの時間が短くなっていたって、これまでの人生を嘆いても仕方ない。
人格の優れた人、地位の高い人、容姿の素晴らしい人、大金持ち、芸術家、いろいろな点で他人は自分よりも必ずどこか優れている。
これまでの事を悔やむより、今から、一歩踏み出して、その先にある、自分だけの未来へ向かう。
過去を振り返って絶望したりせず、少しずつでもよりよい未来を目指していくことが、私たち人間が人間たるゆえんだと考える。