0時過ぎに寝ても、2時には目が覚めてしまう。それきり目はさえ、6時前の起床まで眠れない。
年のせいで眠りが浅いのかとも思ったが、昼間、後頭部のあたりが痛重く、目がショボショボして、ときどき背筋に寒気を感じるのはやはり時差ぼけなのだろう。
検体、標本はバーコードで認証するので、取り違えることはまずないが、同じ臓器の診断が続く時は取り違えに気をつけないといけない。
ヨーロッパとの行き来は時差ぼけがつらい。時差は8時間ほどで、あちらの方が遅い。だから、行った時は8時間寝坊ができるが逆は8時間の早起きになる。
知り合いの医者には、世界を股にかけて飛び回って手術だ、講演だとしている人もいるが、そんな真似とても私にはできそうにない。そんな力もネタもないが、そもそもそんなことをしたら不整脈でも起こして死んでしまいそうだ。
今朝もやっぱり2時過ぎに目が覚めてしまったが、そのあとすぐ眠ることができた。時差ぼけをリセットして時間のリズムを取り返すのには、まだあと少しかかりそうだが、やっとめどがたったような気がする。