完璧な過去など誰も持っていないし、確実な未来というものなどどこにも無い。
人類の歴史そのものがそうであるし、宇宙がどうなるかなんて、誰も知らない。
不肖コロ健、ずっと自分の過去を悔やんで生きている。
学歴のこと、職業のこと、毎日の仕事のこと、かつてやってしまったさまざまな行状そして人間関係。
過去は変えることができないというのなら、これらのことを綺麗サッパリ切り捨ててしまいたいと思うが、それはできない。
過去とともに、他人を変える事もできない。
どちらの望みも、考えてみればわがまま以外のなにものでもない。
過去も他人も変える事ができないのであれば、自分が変わるしかないのだ。