「女の人は、幸せでいないといけないの」というのは義理の母の口癖だった。
彼女は今でも、そう思っているに違いない。だが、数年前に未亡人となった彼女を、娘夫婦である私達が幸せにしてあげているかといわれると十分にはそうしてあげられてはいない。
女性を幸せにしてあげるのはむずかしい。
そもそも日本という国は、女性を幸せにしているだろうか。というのも、日々生活していて、女性に対して意地悪ではないかと感じる場面にしばしば遭遇する。その原因は日本社会における男女間の不平等であり、女性に対する差別だと思う。
男性が女性を差別し、それに従って女性が女性を差別するという社会が形成されている。女性の敵が女性となるようになっている。
女性が幸せにならないようでは、これからの日本はますます暗く、沈んでいってしまうような気がする。
「女性に優しい社会とは」というカテゴリー(テーマ)を作って、これから気がついたことがあれば、その都度考え、書いていこうと思う。