こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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よりよく生きるにはどうしたらいい?

STAP細胞論文と朝日新聞の従軍慰安婦報道の共通点(起)

2014年09月10日 | 日々思うこと、考えること

これまでにも何度か書いてきたが、不肖コロ健、親の代からの朝日新聞を購読している。従って従軍慰安婦報道は本当にあったのだと思っていた。だから、それがねつ造記事だったということを知って深く落ち込んだ。

また、小保方博士のSTAP細胞の論文も全文を読んだ。もちろん、疑惑が生じる前だ。弱酸の状態で成熟した細胞が未分化な多分化能を有する細胞になるという論を信じていた。だから、それがねつ造データから作られた論文だということを知って深く落ち込んだ。

 

どちらの事件もねつ造データからのでっち上げということできわめて似通っている。

このことについて、不肖コロ健、少々考えてみたい。

 

まずはことの起こり。

朝日新聞にしてみたら、一大スクープだったに違いない。知らざれる日帝による朝鮮支配の暗部。どうやらそんなことがあったらしい、ということで書いたのだろう。そりゃあ、そんな事実が無かったのだから、適当な証言をもとに、後に撤回することになる記事を書いてしまった。

この記事を読んだ多くの日本人は、深く落ち込み、反省することとなった。

 

小保方博士はSTAP現象を仮説として夢想した。不肖コロ健だってそのくらいのことは考えられる。だが博士はそれを本当のものにしたかった。

その結果、別の細胞を使って、でっち上げてしまった。

そして、でっち上げのデータをまとめ上げて、ネイチャー誌に載せてしまった。

 

このことが、どうなっていったかが問題
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