こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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帰り道、子猫をじゃらした

2014年09月23日 | 日々思うこと、考えること

昨晩、病院を出たところにある大きな公園の植え込みの中で、猫がいた。

最初はどんな猫だかわからなかったのだが、よくみたら、子猫だった。

この猫の模様ををどういう柄といえばいいのかわからなかったのでネットで調べてみたら、白が混じっているのでサバシロになるのだろうか。

考えてみると、猫というのは犬に比べ、大きさと言う点で個体間の差が少ない。わが家の、マルチーズのコロとフラットコーテッドレトリバーのナイトの体重は5倍も違う。このため、猫の模様で見分けなくてはいけない。

ネコ科ということではライオンもトラもジャガーもとなるが、ペットにはできないので、論点が異なってしまう。


 

さてこの子猫、しばらく様子を見ていたら、そばに落ちていたタオルのようなもので遊んでいる。

うーん、かわいい。

どうして、こう、子供というのは可愛いのだろうか。これはほとんどすべての動物種に共通している。映画「エイリアン」の子供も親エイリアンに比べたら可愛く見えたぐらいだ。

それにしても、なぜ、子猫はこうやって、こんなボロ切れでも遊んでしまうのか不思議だ。これが大人の猫となると、絶対にこんな光景には出くわさない。

ボロ切れ相手にしばらく飛んだりはねたりしているのをみていたら、私もこの子と遊びたくなった。

だが、近づくとさすがに警戒する。しばらくじっとしていたら、またボロ切れで遊ぶようになった。周りを見回すとエノコログサ、通称ネコジャラシがあったので、これで遊ぶことにした。残念ながら大きなネコジャラシがなかったが、これを抜いて子猫の鼻先に持っていった。

しばらくは近寄ってこなかったが、そのうち少し遊んでくれた。カメラ片手だったので、こちらの方が上手に遊べなかったが、ネコジャラシでじゃらす(じゃれるようにする)ことができた。ネコジャラシで猫は本当にじゃらされるか、というが、この場合は子猫だったのでことの真偽が確かめられたわけではない。

以前、一緒に仕事をしている猫好きの技師さんに、「猫って、どこがかわいいの?」と聞いたら、

「先生、その質問、すべての猫好きを敵に回しますよ」と言われた。

質問の意図が上手に伝わっていなかったようなので、「どこが猫好きの心をつかむの?という意味で」と言い直したら、

「やっぱり、媚びないところですかね」と言っていた。エサ以外はやってこないらしい。

そうすると、まだまだ好奇心おう盛な子猫と遊べたということはラッキーだったのだろう。

まだ子猫なのに、こんなところにいるということは野良猫なのだろうか。行く末を案じるとつれて帰ってやりたいとも思ったが、犬派のコロ健としては、仲良くしてくれない猫と一緒に暮らすのは難しそうなので、そこで別れた。この先大変だろうが、幸せに過ごしてほしい。

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