こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

融通無碍でありたい

2017年11月14日 | 生き方について考える

今日は、どんなことを書こうかと思ったら、日々の悲しいニュース、理不尽な政治の横暴、今日の雨混じりの曇り空、なんだか、思い浮かぶのは生きることが辛くなるようなことばかり。昨日の話だって結局のところ答えがどこにあるかはわからず、それすらも辛く感じられてしまう。

そんな中でも自分がまともに生きていくにはどうしたらいいだろうと考えていたら、”水のようでありたい”とふと思った。どのような器であっても形を変えることができて、すべてのものを包み込む。しょせん社会という器の中で生きていくのなら、水のようであればストレスもなくいられるのではないかと。

でも、私の体にも心にも変えることのできない部分がある。完全に水のようにはなれないし、変えることのできないことを変えてはいけない。あれ、またダメかと考えていたら融通無碍(ゆうずう-むげ)という言葉が浮かんだ。融通無碍の意味は、『一定の考え方にとらわれることなく、どんな事態にもとどこおりなく対応できること(広辞苑第6版)』。

融通無碍でありたい、それが今の私の心情だ。

それなら水は方円の器に従う、という言葉があるけれど、器の形が間違っていたり、器が壊れてしまっては元も子もない。底抜けのバケツにとどまっていることはできない。私は、主体的に生きたいし、そのためには融通無碍である方が良いと考える。

生きていれば、調子っぱずれ、期待はずれのことばかり。時と場合に応じた生き方をしていこう。

今日は世界糖尿病デー

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