こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

それぞれの人のそれぞれの寒さ

2017年11月20日 | 日々思うこと、考えること

今日はこの冬一番の寒さで、年末年始並みとか。

先月訪れた青森は積雪28センチとのこと。びっくりだ。

先週までは、ジャケットにマフラーで頑張っていたけれど、さすがにコートを引っ張り出した。手袋はしなくてもまだ大丈夫だが、手もけっこう冷たくなる。

網棚の上に、マフラーがぽつんと忘れられていた。満員電車の中、暑くて外して網棚に乗せ、そのまま降りてしまったのかもしれない。暖かそうなマフラーを無くしてしまった人、今頃、首元も、心も寒そうで気の毒だ。

今日の記事のタイトル、週刊誌の見出しのようになってしまったけど、このマフラーに限らず、つくづく人それぞれだと思う。

国会はいよいよ論戦が始まるけれど、質問時間の調整だの例によって本質とはやや離れたところで戦いが繰り広げられている。そもそも、史上2番目の短さの所信表明演説に対してどれほどの質問ができるのだろうか。年末調整の書類を先日職場に提出した。景気が良くなったというのなら、住みやすい社会を実現してくれるはずなのに、どうもそのことが感じられない。税金は一体どこに使われているのだろうか。

拉致問題にしても、被害者家族の老齢化を考えたら待ったなしなのに、一向に進展がない。自分の身をそこに置いてみたらなんともやりきれない気持ちになる。

東芝は半導体部門を売却して再生を図るということだが、そういうところまで来てしまっているというのはなんという悲劇だろう。神戸製鋼製品は原子力発電所にも使われているということだし、日産、すばるの検査員不正。挙げたらきりがないが、そこで気の毒なのは、日々の仕事を一生懸命やっていたのに、そういったことに巻き込まれてしまった人たちだ。また、合理化とかそういった言葉で、それまで取り組んで来た仕事を取り上げられて、本意ではない仕事をやらされるようになってしまったり、やめさせられた人も少なくないだろう。具体的にどうなのかはわからないけれど、世の中は理不尽で悲しいことが多い。

明るい話題を提供してくれるはずのスポーツ界も今ひとつ。フィギュアスケートの絶対王者の怪我は心配だし、大相撲は暴力騒動、負けが込んで来た横綱の話でどうもぱっとしない。

冬だから、こんな話ばかりになってしまうのも考えものだが、マスコミが先頭を切ってこういう暗い話に向かっているような気がする。いい加減、元気の出る、かつ公平中立な記事で紙面を埋めてほしい。

私もね

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