今日はアクセスがいつもより少ない、などと思っていたら、まだ記事を書いていなかったことに気がついた。
今朝、パナマ文書だのパラダイス文書のことで書き始めたのだけど、途中からこの国の税金の使い道とかの話になってバラバラになってしまった。収拾がつかなくなったので、途中でやめて帰りに文章を整えようと思っていた。
でも、なんだか最近、いい文章が書けないのが気になっていた。そう大したものを書いているつもりはないのだけど、自分なりには頑張っているが空回り。
これってジリ貧? 原因はインプット不足かな。
ブログをほぼ毎日書いていたら、スランプにもなる(『少し休みます』2013年12月17日)。それを乗り越えるのに一番いいのは読書だ。
昔の記事を検索したら、読書を再開したというのが出て来た(『読書は心の潤滑油』2009年11月29日)。20〜45歳ごろまでは本を読んでいなかったということがわかった。でも、8年前に、ふと読書を再開した。それからは、ちょこちょこ読んでいたけど、ここのところぱったり途絶えていた。
本を読んでいないからっていうことはずっと感じていた。読書記録も3ヶ月空いてしまった。というか、ここ3ヶ月本を読んでいなかった。
そんなことを考えていたら、駅の本屋に足が向いた。
新しい職場に移って、一番近くにあるこの書店、雰囲気があまり好きでなくて寄ることがなかった。
毛嫌いしても仕方がないので、入ってどんな本が置いてあるかゆっくり歩いて一周してみた。あれ?こんな本も置いてあるんだ、と気がついて少し驚いた。
歩いているうちに、小説のコーナーに来た。そうしたら、NHKのドラマにもなった、小川糸の『ツバキ文具店』の続編『キラキラ共和国』があった。
そういえば、新刊が出たって車内広告か何かで見たっけ。私程度の読書家と本との出会いなんて、いつもこんなものだ。
帰りの電車で、久しぶりの読書。文字の一つ一つがいつのまにかカラカラになっていた心に沁みいるを感じた。
おかげで、朝書きかけだった記事を整えようなどというのはすっかり忘れてしまい、慌てて書きあげたらこの時間。
これで今夜も安心して眠れます
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