10月の初めに訪れた八甲田山の紅葉は圧倒的な美しさだった(カップル百景 2017/10/6)が鎌倉の紅葉も今年はなかなかのものだ。
今の時期、出勤時に朝比奈方面(鎌倉の東側)から昇る太陽が我が家の裏山を照らす。その山の紅葉が朝日に映えてとても美しい。
立て続けにやってきた二度の台風(台風21号(嵐を前に鎌倉はからっぽ2017/10/21)、台風20号(また台風だ・・・2017/10/29))が鎌倉の奥まで運んできた塩の混ざった雨のせいで、多くの葉っぱが傷んでしまったものの、それでも残った葉が美しく紅葉している。塩害というと6年前の台風の時にもずいぶん葉っぱが落ちたが、それに比べるとずいぶんマシだ(『ひどい塩害・・・今年の紅葉は絶望的か?』2011/9/29)。
鶴岡八幡宮の平家池の紅葉も美しい。つい先日あげた記事(死者の日(Day of the dead)に思う 2017/11/2)には朝日の中の美しい姿をのせたが、小さくてよくわからなかった。そこで今朝は近くから撮ろうと考えたのだけど、わずか4日でも日の出の時間はだいぶ遅くなっていた。電車は待ってくれないので、遅刻ギリギリのいつもより一本後の電車にしたけれど、残念ながらお日様は私よりも寝坊助になってしまっていたようで、あの日のようには紅葉を照らしてはくれず、残念ながら、朝日に映える木立の写真を撮ることはできなかった。
紅葉が美しいのは八甲田山と鎌倉だけかと思っていたら、どうもそうではないようだ。横須賀線の車窓から見えるあちらこちらの丘に残った木々の紅葉もそれぞれなかなか美しい。もちろん都内も気をつけてみたら、ハッとするような美しい並木がある。
妻もそんな風に思っていたらしく今年は、紅葉の当たり年かもしれないと話している。
これからが本番