横須賀にあるショッピングモールに買い物に行った。行く途中には横須賀基地があって、街には米軍兵がたくさん歩いている。隣の逗子市には米軍住宅もあって、鎌倉市民にとっても在日米軍は身近な存在だ。
神奈川県は沖縄県の10分の1だけど、青森県に次いで日本で3番目に米軍基地の面積が広い。ちなみに、4位は東京都。東京には立川基地があるので、それなりに面積を取っているのだろう。米軍専用施設だと、沖縄(23施設)に次いで2番目(7施設)の数だ。米軍関連施設が一つもない府県は21ある。
横須賀基地を高速道路から横目に見るたびに、”日本はアメリカに守られているのだな”と思う。
沖縄は日本全国および東アジア、横須賀は首都防衛だ。北朝鮮や中国が攻めてきたら、日本だけの軍事力で対抗できるのか、不安になるが、米軍が守ってくれたらなんとかなるだろう。ベトナム戦争以降、大規模な戦争はなくて、内戦やテロになっている。それでも、いつ戦争が起こるかなんて、わからない。
日本は、わざわざ戦争を仕掛けて行こうなどということは考えていないだろうけど、戦争は常に隣り合わせ。基地も隣り合わせの県民にして見るどこれが安全保障ということだと思うのだ。
日本がアメリカに先の大戦で勝っていたら、ワシントンD.C.を守っていたかと思うと、ちょっと複雑な気持ちになる。
平和と戦争は表裏一体