毎年恒例の雁詣で。今シーズン1回目の伊豆沼行きだ。朝3時前に家を出発。伊豆沼には5時過ぎ到着。日の出予想は5時半頃なので、まだ世の中は真っ暗だ。真っ暗な中だが、沼からは、ガンたちの「カハハン、カハハン。」という早朝の冷たい空気を切り裂くような声が響く。カメラ機材を準備し、いざ土手の上へ。10数年前は、日の出前後、沼の何万羽という物凄い数のガンが一斉に飛び立つ情景が見られた。まさに、感動の渦の中にいるといった体感だった。しかし、現在の飛び立ちは、チラホラといった感じで、迫力に乏しい感じ。それでも、オレンジ色に染まった東の空を、こちらに向かって飛んで来るガンの群れはとっても美しい。これだから、毎年眠い目をこすりこすり伊豆沼に来てしまう。約30分の飛び立ちを楽しみ、車に戻り、1時間ほどの休眠。
さぁ、これからは、周辺の田んぼ巡り。今年こそ、カリガネを探し当てたいところだ。しかし、その熱い思いはもろくも崩れ去ってしまった。伊豆沼をぐるっと1周する形でガンの群れを探すも、珍ガンは見当たらず・・・。このまま一日が終わってしまうのはもったいない。という事で、近くの内沼に行ってみた。水面には、マガンにオオヒシクイ、コハクチョウが休んでいた。車を降りて、周囲を確認すると、水際の所に小さい鳥を発見。よく見ると、ハマシギだ。オナガガモの集団を全く気にする様子もなく、1羽だけで黙々とエサを探していた。これから渡っていくのか、それとも、一冬ここで越すのか。仲間と外れ、1羽だけで心細くないのかなぁ・・・と、心配になったが、本人は一向に気にしていない様子だった。
ハマシギとお別れして、近くの建物の展望台のような所に上がり、マガンの飛ぶ姿を撮ってみた。双眼鏡で見ると、青空をバックに悠々と飛ぶ姿はとってもきれいだ。しかし、それを撮影するのはとっても難しかった。これも、やはり回数をこなすしかないのかなぁ・・・と、カメラのモニターを見ながら実感。
さて、マガンの飛ぶ姿を撮るのにもそろそろ飽きてきた。どうしようか?今日は、一日伊豆沼の予定だったが、ここは思い切って場所を変えることに。時刻は午前11時前。向かった先は、・・・蕪栗沼だ。 ・・・つづく。
【出会った鳥たち】 ダイサギ、コサギ、マガン、オオヒシクイ、オオバン、オナガガモ、ハマシギ
さぁ、これからは、周辺の田んぼ巡り。今年こそ、カリガネを探し当てたいところだ。しかし、その熱い思いはもろくも崩れ去ってしまった。伊豆沼をぐるっと1周する形でガンの群れを探すも、珍ガンは見当たらず・・・。このまま一日が終わってしまうのはもったいない。という事で、近くの内沼に行ってみた。水面には、マガンにオオヒシクイ、コハクチョウが休んでいた。車を降りて、周囲を確認すると、水際の所に小さい鳥を発見。よく見ると、ハマシギだ。オナガガモの集団を全く気にする様子もなく、1羽だけで黙々とエサを探していた。これから渡っていくのか、それとも、一冬ここで越すのか。仲間と外れ、1羽だけで心細くないのかなぁ・・・と、心配になったが、本人は一向に気にしていない様子だった。
ハマシギとお別れして、近くの建物の展望台のような所に上がり、マガンの飛ぶ姿を撮ってみた。双眼鏡で見ると、青空をバックに悠々と飛ぶ姿はとってもきれいだ。しかし、それを撮影するのはとっても難しかった。これも、やはり回数をこなすしかないのかなぁ・・・と、カメラのモニターを見ながら実感。
さて、マガンの飛ぶ姿を撮るのにもそろそろ飽きてきた。どうしようか?今日は、一日伊豆沼の予定だったが、ここは思い切って場所を変えることに。時刻は午前11時前。向かった先は、・・・蕪栗沼だ。 ・・・つづく。
【出会った鳥たち】 ダイサギ、コサギ、マガン、オオヒシクイ、オオバン、オナガガモ、ハマシギ
コメント有難うございます。
夜明け前、マガンたちの鳴き声を聞きながら、飛び立ちを今か今かと待つときの気持ちの高ぶりは何とも言えません。子どもが小さいころに、親子3人で飛び立ちを見た時の感動は忘れられませんね。
水鳥たちのねぐら立ちを見るには、まだ暗いうちから待機するのですね。
マガンやカリガネ、一年に1.2羽が見られる程度です。
水鳥の群の中から識別する苦労はありませんが、一度でいいからお写真のような光景を眺めてみたいです。