きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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蕪栗沼①’20.11/13

2020年11月19日 | 宮城の鳥見
前回は、伊豆沼のあと、ちょっとだけしか蕪栗沼で鳥見できなかったので、今回は、朝からお昼過ぎまでのゆったり鳥見だ。7時半頃到着し、車を北側駐車場にとめ、まずは沼へ。前回は沼に行っていないので、オオヒシクイを見ていない。今回は、まずはオオヒシクイに会いに。ついでにシギ類を探そう・・・という計画。沼に近づくにつれ、オオヒシクイのあの独特の鳴き声が聞こえてくる。ガンたちはすでに飛び立っていて、沼にいるのは、オオヒシクイ、オオハクチョウとカモ類だった。シギ類は残念ながら見当たらず・・・。

次は、小鳥たちだ。沼への行き帰り、東側土手からの探鳥時、ちょこちょこっと小鳥が出てくれた。木の上には、ツグミにジョウビタキ。ヨシ原からは「ピポッ、ピポッ。」とベニマシコ。土手のところでは、ジョウビタキ雌がしばらく付き合ってくれた。


沼周辺をまわった後は、田んぼ巡りをしながらの珍ガン探し。前回は、ハクガン4羽を見つけたが、今回は見当たらず。カリガネも見つからず。そして、シジュウカラガンは・・・いた!ガンの大集団の中に2,3羽見つけたので、近くに車をとめ、ゆっくりゆっくり距離を詰めていった。まずは双眼鏡で確認すると、・・・何と、シジュウカラガンがあっちにもこっちにも。ざっと2~300羽はいるだろうか。情報では、今季シジュウカラガンは、800羽ほどがここ蕪栗沼に飛来しているとの事。シジュウカラガンは、もう珍しいガンではないのかもしれない。マガンに次ぐガンの普通種になりつつあるのかも。これは、とっても喜ばしいことだ。これだけの数がいると、一羽一羽の違いというか、個体差というか、特徴的なところが見えて楽しい。頬の白い部分が黄色味がかった個体や、上面が一段と濃い黒の個体など。きっと、成鳥、若鳥、第一回冬羽などあるのだと思う。自分にはよく分からないが・・・。おかげで、じっくり個体差を観察することができた。

蕪栗沼周辺で出会った猛禽類については、次回に・・・。
【出会った鳥たち】 オオヒシクイ、マガン、シジュウカラガン、オオハクチョウ、ダイサギ、アオサギ、ツグミ、シメ、ベニマシコ、カシラダカ 他

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2 コメント

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こんにちは (ロメオ)
2020-11-19 15:01:47
ヒシクイ、魅力的な鳥ですね。
少し前に、いつもミサゴを撮っている近場の池に一羽入ったのですが、遠くて証拠写真に終わりました。
NOBUさんのお写真でじっくり楽しませていただきました。
シジュウカラガンも一度は見てみたい野鳥です。
冬場の水鳥観察、やはり北国ならでは!ですね。
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ロメオさん (NOBU)
2020-11-19 18:23:52
コメント、有難うございます。
オオヒシクイは、日中も沼で過ごす個体が多く、観察撮影しやすいです。オオヒシクイの鳴き声は、自分的には人の話し声に聞こえて、とってもおもしろいです。
シジュウカラガンは、年々数が増えてきており、もう普通種と言っても過言ではないかもしれません。
これから、冬の水鳥、小鳥との出会いが楽しみですね。
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