Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

クラブW杯決勝プレビュー

2011-12-17 18:25:38 | ワールドサッカー
今回のクラブW杯は前回大会のようにアフリカ王者が南米王者に勝つような番狂わせはなく、順当にバルセロナ(スペイン)対サントス(ブラジル)のカードに落ち着きました。前回の南米王者のインテルナショナル(ブラジル)はリベルタドーレス杯に優勝した後で主力選手を欧州に引き抜かれてしまいましたが、今回のサントスは放出すれば多額の移籍金が見込めるペレの再来と呼ばれるネイマールを残すなど、本気でこの大会を勝ちに来ています。

今回の決勝戦の焦点はサントスがどういうサッカーをするかです。バルセロナのボール支配の前に、アジア王者のアルサッドがあれだけ引かざるを得なかったことを考えると、サントスも柏戦のようにはボールは持てず、ある程度は引き気味に戦うことになると思います。

こうなったときに、サントスが普段のサッカーをモデルチェンジして、思い切ってスペースを狙うサッカーができれば、サントスはシュートのうまさではアルサッドとは比べものにならないので、面白い試合になりそうです。

スペースを狙う理由はバルセロナの最終ラインが極端に高い位置を取るからです。前の試合でCBに入ったプジョルもマスケラーノもスピードには自信のあるDFですが、一回でもポジショニングをミスすれば即失点というリスクがあるので、サントスの2トップが「競走」に勝てれば楽しみです。

逆に、サントスがボール支配にこだわる可能性もあります。バルセロナといえども宇宙人ではないと思って、普段のサッカーの足元でつなぐスタイルを貫くのも戦い方としてはあり得ます。ただ、これだと相手の得意な領域にあえて入ってゆくので、サントスは苦しくなるかもしれません。

チャンスの数はどうしてもバルセロナの方が多くなるでしょうが、サントスの決定力も評価できるので、サントスが先制するようなことがあれば面白い試合になるでしょう。
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北風の季節

2011-12-17 10:47:54 | 雑記
今日は天皇杯で熊谷まで出かける予定なので、穴埋めネタを用意しておきます。私が生まれ育った関東地方は冬に雪が降らないので、冬が迫る緊迫感は寒冷地や雪国に育った方ほどはありませんが、北西から吹く強い季節風は温暖化した近年はさほどではないにしても、少年時代肉体的にあまり強くなかった私にはこたえました。

私の家は学校から遠く、通学範囲の目一杯だったので、通学の徒歩20分の距離は低学年時代はこたえました。冬は毎日晴れだったのは良かったですが、行きの通学は季節風の風上に向かって歩くので、寒さは身にしみました。

あの当時は家の周囲には高い建物はなく、風はまともに吹き付ける環境でした。冬場の体育の授業は児童の服装に冬用のウインドブレーカーがないので、これも体育があまり好きでなかった理由です。今はそういう発想だったことを後悔していて、うまくなくても足は遅くても、全力を尽くして楽しめば良かったと思っています。

もし、控えでもいいから陸上部にでもいれば、山専門の箱根駅伝を狙ったかもしれません。少なくとも、このとき少しでもスポーツをやっていれば中学時代のメタボはなかったでしょう。小学校のときは出欠を取るときに、自分の健康状態を申告するのですが、毎日「元気です」という活発な子が多い中、私は何かしら病気をひねり出していた記憶があります。

冬は私の時代はエアコンはなく、小学校では石油ストーブでした。親の世代だと子供が自ら石炭をくべていたらしいですが、石油は引火するので子供に扱わせるのは危険と、石油を入れるのは先生でした。ちょうど時代の変わり目が少年時代だった私は、高校1年から教室にエアコンが入っています。

まだ高度経済成長期だった私の少年時代は、空き地もまだありました。落ち葉を集めて焼き芋をやっていた光景も見られ、今のように隙間なくマンションが立つ時代では無理だなと、当時を懐かしく思い出します。

今、ドラえもんで空き地に土管があるシーンには現代の子供たちには違和感があると思いますが、ドラえもんが描かれた時代が高度経済成長期だったので、当時は資材置き場があってもおかしくなかった時代です。ドラえもんも現代風にアレンジしていると思っていましたが、高度経済成長期の名残は意外なところにあるものです。
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