Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

カップ戦の「2部優勝」

2011-12-29 22:33:02 | 他チーム
今年の天皇杯は、準決勝で両方の山でJ2のチームが勝利した結果、どちらが勝ってもJリーグが2部制になってからは初めてのJ2チームの優勝が確定しました。世界的に見ると、カップ戦の一発勝負では結構2部チームの優勝は起こりうることで、10年に1度くらい2部チームの優勝を見ます。今年はJリーグが2部制になって11年目ですから、ちょうど確率どおりともいえます。

もっとも、今日は大掃除をさぼって天皇杯を見ていましたが、FC東京に関しては彼らはJ2からの昇格チームというレベルは遥かに超えていて、来季はACLを争ってもおかしくないところまでチームのレベルを上げています。実際、今季はACLを戦ったC大阪に対し、ボール支配でもシュート数でも上回る完勝で、天皇杯を取ることは決して最初から夢物語ではありませんでした。

そういえば、書いている途中で思い出しましたが、決勝戦を勝てばたとえJ2でもACLには出られるので、FC東京なら来季J1なので代表期間中などは少し休みもありますが、京都がACL出場権を取ると毎週水曜と土曜に試合のある地獄の連戦を強いられると思います。京都なら、お金のないチームではないので、それなりの移動手段などの待遇は整えられると思いますが、かなり苦しいシーズンになることは確かです。

それでも、目の前にしたタイトルをいらないなどというチームはありませんから、京都もFC東京対策は立てて決勝の舞台に立つでしょう。決勝戦を見る予定の私が楽しみにしているのはそこで、浦和もC大阪も成功できなかったFC東京のポゼッションをいかに寸断できるか、京都が成功すれば来季以降真似るチームも出るでしょう。

また、天皇杯の準決勝と決勝の間は中二日しか空いておらず、強行日程です。ポゼッションのFC東京も疲労がたまる頃ですし、延長戦まで戦った京都も疲れているはずです。ここまで来たら痛いところがない選手はいないとよく言われますが、今シーズン最後の試合を印象に残る試合にして欲しいと、見に行く立場では思います。

京都の宮吉、久保の10代FWも楽しみです。現役高校生でチーム得点王の久保はスーパーサブとして使われていますが、そのあたりはさすが名将の大木監督で、こういう才能を発掘できるのは立派です。
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チョウ・キジェ湘南監督

2011-12-29 11:52:24 | 他チーム
1994年から1995年にかけて浦和でプレーしたCB、チョウ・キジェ氏がJ2湘南の監督になることが発表になりました。湘南のヘッドコーチからの昇格で、チーム事情を理解していることも監督に選ばれた理由だと思います。

チョウ氏は在日韓国人で外国人枠には入らず、プロ入り以前は早稲田大学でプレーした経験もあります。浦和に入る前は当時JFLだった柏からの移籍で、当時選手を大量に集めていた浦和が即戦力として採用しました。

浦和に在籍したのはわずか2年ですが、印象には残っています。当時は私がサッカーを理解していませんでしたが、チョウの守備はミスが少なく手堅いタイプだった印象です。ただ、当時のオジェック監督に戦力外を通告され、その後は神戸やニュージーランドでもプレーしますが、選手としては大成功した訳ではありません。

指導者としては湘南の下部組織から少しずつカテゴリーを上げていき、今季ヘッドコーチまで行きました。監督としてはトップチームの指揮を執るのは初めてで、未知数ではありますが、サッカーの場合は野球よりチーム数が多いこともあり、こういう下部組織から上がっていく成功があり得ます。

J2にいるということは、いつかはJ1に上がりたいという意図はどんなチームにもあるはずです。しかも2年前はJ1だった湘南ならもちろんJ1は狙っているでしょう。再来年、J1の舞台で湘南を埼玉スタジアムに連れてきて欲しいです。
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