私が応援する西武ライオンズは、今日の勝利で終盤戦7連勝を飾り、逆転でクライマックスシリーズ出場を決めました。最終戦のロッテ戦を勝てば2位に入る可能性があり、1stステージを西武ドームで開催できます。一時は勝率5割を切っていた厳しい位置からここまで巻き返せたのは、今季4番に定着した浅村栄斗選手の活躍が大きいと思います。
浅村は大阪桐蔭高校の出身で、日本ハムの中田翔選手の一年後輩で、1番打者として甲子園でも活躍しています。西武にはドラフト3位で入団しましたが、高校で4番を打っていないということは、プロには1,2番を打つつもりで入団したと思います。投手で先発を目指さないタイプは珍しいですが、野手は1,2番を打つのが目標という選手は結構います。
昨年までの浅村は、6番を打っていました。打率は2割6分、ホームランは9本とどこにでもいる平凡な打者でしたが、内野はどこでも守れる便利屋として、将来性も評価されてのスタメン起用だったと思います。実際、今季の目標には中島の抜けた遊撃でポジションを取ることを挙げていました。
守備位置はチーム事情で一塁でしたが、開幕当初の浅村は1番を打っていました。これでも昨年の実績を考えたら大抜擢の部類で、チャンスで打席が回ったらバントのサインも出されることがある打者でした。しかし、4番候補として考えていたオーティズ、スピリーが不振で中心打者の役割を果たせないのを見た渡辺監督は、交流戦を控えた時期に浅村を4番に置く決断をします。
これで、責任感が出た浅村は、ホームランも26本打ち自己最高を大きく更新しますが、何より大きな貢献はリーグトップの打点107だと思います。打点3桁というのは一流打者の証で、西武の場合1番ヘルマン、3番栗山の四死球の数が多いという長所がありますが、それがチームの成績に結びついているのは、浅村がタイムリーを打って彼らをホームに返しているからです。
今やチームで一番頼りになる打者に成長した浅村ですが、日本シリーズの経験はまだありません。シリーズは間違いなく選手を育ててくれる場で、伸び盛りの浅村ならシリーズに出れば確実にもう一回り大きな選手になれるはずです。クライマックスでロッテと楽天に勝たないと実現しない、遠い道ですが、浅村のためにも大舞台を経験して欲しいと期待しています。
浅村は大阪桐蔭高校の出身で、日本ハムの中田翔選手の一年後輩で、1番打者として甲子園でも活躍しています。西武にはドラフト3位で入団しましたが、高校で4番を打っていないということは、プロには1,2番を打つつもりで入団したと思います。投手で先発を目指さないタイプは珍しいですが、野手は1,2番を打つのが目標という選手は結構います。
昨年までの浅村は、6番を打っていました。打率は2割6分、ホームランは9本とどこにでもいる平凡な打者でしたが、内野はどこでも守れる便利屋として、将来性も評価されてのスタメン起用だったと思います。実際、今季の目標には中島の抜けた遊撃でポジションを取ることを挙げていました。
守備位置はチーム事情で一塁でしたが、開幕当初の浅村は1番を打っていました。これでも昨年の実績を考えたら大抜擢の部類で、チャンスで打席が回ったらバントのサインも出されることがある打者でした。しかし、4番候補として考えていたオーティズ、スピリーが不振で中心打者の役割を果たせないのを見た渡辺監督は、交流戦を控えた時期に浅村を4番に置く決断をします。
これで、責任感が出た浅村は、ホームランも26本打ち自己最高を大きく更新しますが、何より大きな貢献はリーグトップの打点107だと思います。打点3桁というのは一流打者の証で、西武の場合1番ヘルマン、3番栗山の四死球の数が多いという長所がありますが、それがチームの成績に結びついているのは、浅村がタイムリーを打って彼らをホームに返しているからです。
今やチームで一番頼りになる打者に成長した浅村ですが、日本シリーズの経験はまだありません。シリーズは間違いなく選手を育ててくれる場で、伸び盛りの浅村ならシリーズに出れば確実にもう一回り大きな選手になれるはずです。クライマックスでロッテと楽天に勝たないと実現しない、遠い道ですが、浅村のためにも大舞台を経験して欲しいと期待しています。