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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

鹿島戦プレビュー

2013-10-17 21:39:17 | 浦和レッズ
天皇杯山形戦の敗戦は残念でしたが、すぐにリーグ戦の天王山、鹿島とのアウェイ戦がやってきます。私はテレビ観戦ですが、4000人のバスツアーも企画され、史上最大の規模の浦和サポが乗り込む予定です。参戦される方はいい遠征になるよう、気をつけて行っていらしてください。

山形戦はメンバーを総入れ替えした以上、それ以外のメンバーが鹿島戦スタメンとある程度予想はできます。ナビスコ杯川崎F戦のメンバーを中心に、入れ替えがあるとすれば原口とマルシオのどちらを使うかと予想します。

鹿島は、4-4-2か4-2-3-1の両方の可能性があります。大迫のFWは確実でしょうが、ダヴィの出場の可否で布陣が変わると思います。甲府時代にあれだけ得点を量産したダヴィといえども、J1はやはり厳しいらしく、得点ランキング上位にはいません。甲府時代のダヴィはアシストもできるFWに変わっていたので、札幌時代のように何でも個人技で持っていくイメージでいると違うと思います。

また、鹿島といえば川崎Fの英雄だったベテラン、ジュニーニョも在籍しています。川崎F時代は爆発的スピードと強力な決定力を誇るFWでしたが、今は普通の左MFになっています。川崎F時代は関塚監督が交代を命じると、明らかに嫌な顔をしていましたが、今は監督がブラジルの英雄、トニーニョ・セレーゾだけにカリスマで従わせた?ようです。

小笠原、本山、中田浩二というベテランのイメージが強い鹿島ですが、今はボランチに柴崎が台頭したり、土居がトップ下で出場したりと若手も育ってきています。カシマスタジアムで圧倒的強さを誇るのも鹿島の特徴で、浦和にとってはカシマスタジアムはなかなか勝てない鬼門です。

もっとも、鹿島といえども選手層は無限ではないことは最近は明るみに出ており、今まで相馬、名良橋、内田、アウグスト、新井場などを輩出し鹿島のストロングポイントだったSBが、最近は西、昌子あたりとそれほど驚くような名前ではなくなっています。

鹿島には通算成績で14も負け越し、追いつくためには毎年2勝ずつしても7年かかる差をつけられていますが、浦和が勝つのは「今でしょう」です。
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ブルーノ・メツ監督逝く

2013-10-17 17:22:43 | ワールドサッカー
先日、セネガル代表監督として2002年日韓W杯でベスト8の実績を誇る名将、ブルーノ・メツ氏の訃報がありました。死因はガンで、59歳と年齢的にはまだ監督ができそうなので、惜しまれる死です。メツは体調を崩し、UAEのクラブの監督を辞任してフランスの実家に帰省していました。

メツの思い出は、最大のものはセネガル代表監督時代の2002年日韓W杯の開幕戦でフランスを破った金星です。当時のフランス代表は1998年のW杯、2000年の欧州選手権を連覇した、世界最強チームと呼ばれたチームでした。ジダンが負傷欠場しましたが、ジョルカエフが代役のトップ下に入っていました。

これに対し、セネガル代表はFIFAランキング50位台と、参加32ヶ国で一番下でした。アフリカ予選でムスタファ・ハッジのいたモロッコを破って本大会に出てきたことは驚きでしたが、フランス、ウルグアイ、デンマークの強豪相手のグループリーグ突破を予想したファンはいなかったと思います。

しかし、このフランス戦はメツの戦略が冴えを見せました。当時のフランス代表は、CBがベテランのデサイー、ルブーフとスピードに難のあるコンビでした。ここをスピードに絶対の自信を持つFWディウフでえぐり、折り返しを狙うプランでした。

当時、ディウフはフランスリーグの下位チームに所属していたので、よほどのサッカーファンでも彼の名前は知りませんでした。しかし、彼のスピードでチャンスを作ったセネガルは、折り返しをディオプが決めて見事1-0でフランスを破り、グループリーグ2位で決勝トーナメントに進出します。

この実績が効いて、メツは金銭的に豊かな中東のクラブチームや代表チームで指揮を執ることになります。映像で見たのは2011年のアジアカップでのカタール代表でした。ただ、このカタールからはメツのチームらしい戦術的完成度は感じられませんでした。

カタールはグループ戦術などはある程度できるチームですが、セットプレーでボールウォッチャーになって容易に相手をフリーにする、わかりやすい欠点がありました。この欠点が直っていればさすがメツでしたが、アジアカップで見た範囲では直っていませんでした。

もちろん、メツはそれにハーフタイムで気づいて、ファーサイドへのボールにGKを出すことでカバーさせましたが、いくら金銭的に豊かでも、こういう戦術的な指示を実行できないチームを率いるのが幸せだったのかという疑問は残りました。

メツがもっといろんなチームを率いるところを見たかったという思いはあります。残念な死です。
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