今回は南米予選通過国のプロフィールです。
・ブラジル(開催国)
世界中がうらやむタレントを誇るブラジルですが、意外にもブラジルの代表監督は欧州の名監督には人気がありません。前回大会のブラジル代表監督が監督経験のなかったドゥンガだった事実に現れていますが、今回はブラジルを2002年W杯優勝に導いた名将フェリペが復帰しています。前任のメネゼス監督が1トップで起用していたネイマール(バルセロナ)を、フェリペが右MFにコンバートしてコンフェデ杯優勝と結果を出しましたが、予選免除のチームはチーム作りが難しいことは歴史が証明しています。地元優勝は意外と簡単ではないと思います。
・アルゼンチン(南米予選1位)
今回のアルゼンチンはFWにメッシ、アグエロ、イグアインという強力なタレントを誇ります。もっとも、バルセロナで驚異的な得点数を誇るメッシも、代表ではバルセロナほどは機能させられていません。メッシが守備をしない穴は強力なボランチを置いてカバーするチームで、うまくいかなくなると前と後ろの連係が乱れる可能性のあるチームだと思います。
・コロンビア(南米予選2位)
アスプリージャ、バルデラマの強力な攻撃陣を持った1998年フランスW杯以来の出場です。現在のエースはモナコ所属のファルカオで、FCポルト時代は欧州リーグ最多得点記録を塗り替えました。ファルカオのプレースタイルはスピード型ですが、ヘディングも強い長所があります。フィオレンティーナのMFクアドラードのサイドアタックやインテルMFグアリンのドリブルなど、前の方にタレントがいます。
・チリ(南米予選3位)
前回大会ベスト16、W杯最高位4位の伝統国です。サモラーノ、サラスの2トップが強力だった1998年のイメージが強いですが、今回の中心選手はユベントスのボランチ、ビダルです。脱兎の如くかけ上がっていけるスピードとシュートのうまさが武器です。FWはバルセロナのサンチェスで、彼の決定力は予選突破の原動力になりました。
・エクアドル(南米予選4位)
エクアドルの首都キトは2600mの高地です。ここへ乗り込むアウェイチームは高地の酸素の薄さに参ってしまい、ブラジルやアルゼンチンといえども容易に勝てない環境です。エクアドルはアウェイに行くとからきし駄目なので、たぶんエクアドルが欧州だったらW杯出場はあり得ないでしょうが、南米予選が総当たりで4位までが通過というルールなので、ホームで全勝に近い成績なら通過できます。こういう国が出てくるのも、世界は広いと実感します。
・ブラジル(開催国)
世界中がうらやむタレントを誇るブラジルですが、意外にもブラジルの代表監督は欧州の名監督には人気がありません。前回大会のブラジル代表監督が監督経験のなかったドゥンガだった事実に現れていますが、今回はブラジルを2002年W杯優勝に導いた名将フェリペが復帰しています。前任のメネゼス監督が1トップで起用していたネイマール(バルセロナ)を、フェリペが右MFにコンバートしてコンフェデ杯優勝と結果を出しましたが、予選免除のチームはチーム作りが難しいことは歴史が証明しています。地元優勝は意外と簡単ではないと思います。
・アルゼンチン(南米予選1位)
今回のアルゼンチンはFWにメッシ、アグエロ、イグアインという強力なタレントを誇ります。もっとも、バルセロナで驚異的な得点数を誇るメッシも、代表ではバルセロナほどは機能させられていません。メッシが守備をしない穴は強力なボランチを置いてカバーするチームで、うまくいかなくなると前と後ろの連係が乱れる可能性のあるチームだと思います。
・コロンビア(南米予選2位)
アスプリージャ、バルデラマの強力な攻撃陣を持った1998年フランスW杯以来の出場です。現在のエースはモナコ所属のファルカオで、FCポルト時代は欧州リーグ最多得点記録を塗り替えました。ファルカオのプレースタイルはスピード型ですが、ヘディングも強い長所があります。フィオレンティーナのMFクアドラードのサイドアタックやインテルMFグアリンのドリブルなど、前の方にタレントがいます。
・チリ(南米予選3位)
前回大会ベスト16、W杯最高位4位の伝統国です。サモラーノ、サラスの2トップが強力だった1998年のイメージが強いですが、今回の中心選手はユベントスのボランチ、ビダルです。脱兎の如くかけ上がっていけるスピードとシュートのうまさが武器です。FWはバルセロナのサンチェスで、彼の決定力は予選突破の原動力になりました。
・エクアドル(南米予選4位)
エクアドルの首都キトは2600mの高地です。ここへ乗り込むアウェイチームは高地の酸素の薄さに参ってしまい、ブラジルやアルゼンチンといえども容易に勝てない環境です。エクアドルはアウェイに行くとからきし駄目なので、たぶんエクアドルが欧州だったらW杯出場はあり得ないでしょうが、南米予選が総当たりで4位までが通過というルールなので、ホームで全勝に近い成績なら通過できます。こういう国が出てくるのも、世界は広いと実感します。