今日はプレミアリーグのチェルシー対カーディフを見ました。カーディフはウェールズのチームですが、イングランドのプレミアリーグに「越境」していて、50数年ぶりの1部昇格です。知っている選手はFWオデムウィンギー(ナイジェリア代表)とMFキム・ボギョン(韓国代表)くらいですが、2戦目のマンチェスターC戦で金星を挙げています。
試合はチェルシーのホーム、ロンドンのスタンフォードブリッジなので、予想通りカーディフが引いてカウンター狙いで、チェルシーがボールを支配する展開になりました。試合は意外な形から動きました。チェルシーのバックパスの処理をCBダビド・ルイスが誤り、カーディフFWの18番のゴールでカーディフが先制しました。
これでカーディフは更に引いてきますが、チェルシーもGKが手でバウンドさせたボールをエトーがつついて奪い取り、相手DFのクリアをアザールが押し込んで同点にします。バウンドさせたところを蹴ることもルール上はGKの保持ですが、たぶん主審が見ていなかったと思います。
そういうところを突くのはさすが百戦錬磨のエトーですが、チェルシーにとっては格下カーディフ戦の引き分けは負けに等しいです。チェルシー監督モウリーニョが何か手を打ってこないか楽しみにしていましたが、その手は「格上戦術」と言うべきシフトでした。
モウリーニョはFWフェルナンド・トーレスにアップを命じました。普通に考えたら1トップのエトーに代えて投入するはずです。しかし、モウリーニョは左SBの34番(バートランド)に代えてフェルナンド・トーレスを投入しました。イバノビッチ、ダビドルイス、テリーの3バックに、アザールとウィリアンの両サイドハーフを急造アウトサイドに据える布陣でした。
カーディフはおそらく引き分けを狙うと確信したからこその強気な布陣です。この布陣を見て、下げられなかったエトーが意気に感じて、自らゴールを決めてこの急造布陣を終わらせた(ゴール後エトーに代えて左SBを投入)こともサッカーの面白さです。
試合は4-1でチェルシーの勝利に終わりましたが、こういう戦術的攻防はダイジェスト映像では決してわからず、試合をフルで見たからこその面白さでした。
試合はチェルシーのホーム、ロンドンのスタンフォードブリッジなので、予想通りカーディフが引いてカウンター狙いで、チェルシーがボールを支配する展開になりました。試合は意外な形から動きました。チェルシーのバックパスの処理をCBダビド・ルイスが誤り、カーディフFWの18番のゴールでカーディフが先制しました。
これでカーディフは更に引いてきますが、チェルシーもGKが手でバウンドさせたボールをエトーがつついて奪い取り、相手DFのクリアをアザールが押し込んで同点にします。バウンドさせたところを蹴ることもルール上はGKの保持ですが、たぶん主審が見ていなかったと思います。
そういうところを突くのはさすが百戦錬磨のエトーですが、チェルシーにとっては格下カーディフ戦の引き分けは負けに等しいです。チェルシー監督モウリーニョが何か手を打ってこないか楽しみにしていましたが、その手は「格上戦術」と言うべきシフトでした。
モウリーニョはFWフェルナンド・トーレスにアップを命じました。普通に考えたら1トップのエトーに代えて投入するはずです。しかし、モウリーニョは左SBの34番(バートランド)に代えてフェルナンド・トーレスを投入しました。イバノビッチ、ダビドルイス、テリーの3バックに、アザールとウィリアンの両サイドハーフを急造アウトサイドに据える布陣でした。
カーディフはおそらく引き分けを狙うと確信したからこその強気な布陣です。この布陣を見て、下げられなかったエトーが意気に感じて、自らゴールを決めてこの急造布陣を終わらせた(ゴール後エトーに代えて左SBを投入)こともサッカーの面白さです。
試合は4-1でチェルシーの勝利に終わりましたが、こういう戦術的攻防はダイジェスト映像では決してわからず、試合をフルで見たからこその面白さでした。