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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

格上戦術発動(チェルシー対カーディフ)

2013-10-23 19:15:53 | ワールドサッカー
今日はプレミアリーグのチェルシー対カーディフを見ました。カーディフはウェールズのチームですが、イングランドのプレミアリーグに「越境」していて、50数年ぶりの1部昇格です。知っている選手はFWオデムウィンギー(ナイジェリア代表)とMFキム・ボギョン(韓国代表)くらいですが、2戦目のマンチェスターC戦で金星を挙げています。

試合はチェルシーのホーム、ロンドンのスタンフォードブリッジなので、予想通りカーディフが引いてカウンター狙いで、チェルシーがボールを支配する展開になりました。試合は意外な形から動きました。チェルシーのバックパスの処理をCBダビド・ルイスが誤り、カーディフFWの18番のゴールでカーディフが先制しました。

これでカーディフは更に引いてきますが、チェルシーもGKが手でバウンドさせたボールをエトーがつついて奪い取り、相手DFのクリアをアザールが押し込んで同点にします。バウンドさせたところを蹴ることもルール上はGKの保持ですが、たぶん主審が見ていなかったと思います。

そういうところを突くのはさすが百戦錬磨のエトーですが、チェルシーにとっては格下カーディフ戦の引き分けは負けに等しいです。チェルシー監督モウリーニョが何か手を打ってこないか楽しみにしていましたが、その手は「格上戦術」と言うべきシフトでした。

モウリーニョはFWフェルナンド・トーレスにアップを命じました。普通に考えたら1トップのエトーに代えて投入するはずです。しかし、モウリーニョは左SBの34番(バートランド)に代えてフェルナンド・トーレスを投入しました。イバノビッチ、ダビドルイス、テリーの3バックに、アザールとウィリアンの両サイドハーフを急造アウトサイドに据える布陣でした。

カーディフはおそらく引き分けを狙うと確信したからこその強気な布陣です。この布陣を見て、下げられなかったエトーが意気に感じて、自らゴールを決めてこの急造布陣を終わらせた(ゴール後エトーに代えて左SBを投入)こともサッカーの面白さです。

試合は4-1でチェルシーの勝利に終わりましたが、こういう戦術的攻防はダイジェスト映像では決してわからず、試合をフルで見たからこその面白さでした。
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W杯欧州予選プレーオフ組み合わせ決定

2013-10-23 13:22:17 | ワールドサッカー
W杯出場国もだいぶ出揃ってきましたが、欧州ではグループ2位同士が対戦する最後の4枠を賭けたプレーオフが11月に行われます。昨日、その組み合わせが発表になったので、日本代表のようなプレビュー記事というわけにはいかないものの、私が持っている情報を書きます。

・フランス対ウクライナ

フランスはスペインと同じ組に入れられる不運で2位になって回ったプレーオフですが、ウクライナは比較的やりやすい相手ではと予想しています。かつてのウクライナのエース、シェフチェンコのような絶対的存在はいません。フランスにとっては、アウェイ戦で寒さが予想される試合をどう戦うかによります。イングランドもウクライナのアウェイ戦はスコアレスドローだったので、2連勝で万全に勝ちきるというわけにはいかないと思います。

・ポルトガル対スウェーデン

どちらも私が好きなチームなので、どちらかはW杯に出られないと思うと残念なカードです。最近の映像は見ていませんが、ポルトガルはCロナウド、スウェーデンはイブラヒモビッチというワールドクラスのエースストライカーを持っています。ポルトガルのテクニックが勝つか、スウェーデンのシンプルな組織力が勝つか、映像は見られないと思いますが楽しみです。

・アイスランド対クロアチア

バイエルン所属のFWマンジュキッチら、選手の名前だけ見れば、クロアチア絶対有利の印象ですが、今回はアイスランドにチャンスありと予想します。理由はクロアチアの代表監督が交代したばかりということと、クロアチアが予選終盤戦で負けが込んで来ていることです。アイスランドの監督は、元スウェーデン代表監督のラガーベックで、W杯で2度ベスト16を経験しています。その経験を、サッカーでは実績のなかったアイスランドに持ち込めば、彼の株も上がると思います。

・ギリシャ対ルーマニア

すいません。このカードは情報不足で予想困難です。予選の成績ではボスニア・ヘルツェゴビナと勝ち点で並んでいたギリシャ優位の印象ですが、ルーマニアもステアウア・ブカレストのホームゲームで独特の雰囲気を持っているスタジアムがあったので、ホームアンドアウェイのトータルの戦いなら波乱もあると思います。
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日本シリーズプレビュー

2013-10-23 11:01:34 | 他スポーツ
一昨日の楽天の勝利で、日本シリーズは巨人対楽天に決まりました。私は西武ファンですが、24勝0敗という今後二度と見られないかもしれない大記録を残した田中マー君を、日本シリーズの舞台に立たせてやりたいという心情はありました。今回の日本シリーズは第1戦はKスタ宮城で始まり、3-5戦で東京ドームに移動します。

今回はクライマックスシリーズが早期決着したので、先発投手のローテーション順を気にする必要はなく、いい投手を第1戦に持ってくることができます。楽天は田中、巨人は内海が第1戦に順当に来ると予想しています。楽天の勝利条件は田中、則本の投げる試合で最低3勝、できれば4勝でしょう。

クライマックスシリーズでは美馬が好投しましたが、田中、則本に次ぐ投手陣には切り札がいない楽天は、田中、則本の投げる試合を落とすと苦しくなります。田中は1,5戦の先発を予想していますが、メジャーではポストシーズンは中3日のこともあるので、1,4,7戦で起用する可能性もあります。

逆に巨人の方は、田中、則本が投げない試合を全勝することが勝利条件です。内海、菅野を1,2戦に持ってきても、杉内、ホールトン、宮国が残っており、ローテーションの谷間がないのは巨人の強みです。特に、楽天はDH制の使えない東京ドームでは、DHのジョーンズか1塁の銀次をスタメンから外す必要があり、打線の破壊力は落ちるはずです。

巨人のKスタ宮城でのDHの使い方も注目です。日刊スポーツの予想では、DH候補は高橋由伸が有力と書いてありますが、小笠原、石井など代打要員は豊富な巨人なので、DHに困ることはないと予想しています。最近は交流戦があるので、セリーグのチームもDH候補はちゃんと考えていて、昔のようにDHが8番や9番を打つような、扱いに困るような使い方はないと思います。

巨人のローテーションは、普通に内海を1,5戦に持ってきて、菅野が2,6戦と予想しています。田中と当たる内海は厳しくても、則本と当たる菅野がどこまで投げられるかは注目です。この、則本対菅野が日本シリーズの勝敗を左右する可能性が高く、これを巨人が連勝すれば日本一になれると思います。
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