Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ファーストタッチの大仕事(10/12浦和対川崎F)

2013-10-12 20:41:41 | 浦和レッズ
埼玉スタジアムから帰ってきました。私の席はSB指定席の端のゴール裏の横で、写真に示すようにゴール裏が近すぎてビジュアルで何をやったかわかりません。試合レポートは気分次第。明日になるかも。

以下追記。

先日、2-3の負けは0-0の引き分けに近い価値があると書きましたが、唯一差が出るのが0-0の場合です。川崎は当然、引き分け狙いも頭にあると考えていましたが、浦和の最終ラインのパス回しを取りに来なかった時点で「これは引き分け狙いだ」と察しました。この手で来たのはリーグ戦では甲府のアウェイ戦の例があります。

私は普段、誰から誰へパスが出たかに着目していて、小さい声でボールを持っている選手の名前を唱えていますが、那須や阿部勇樹の名前が多く連呼されるのはいい兆候ではありません。ベンチ入りメンバーに阪野を入れていないことを気にしていましたが、このまま引いた相手を崩せなかった場合、阪野を投入したくなりそうな場面があったら悔いが残るのではと思いました。

事実、浦和は攻めあぐみました。宇賀神や平川には何度もボールが渡るのですが、真ん中を固めた川崎DFの前に、クロスで点を取れそうな場面を作れませんでした。ただ、甲府戦でもマルシオの投入は効きました。テクニックの高さでボールを落ち着かせ、攻撃のリズムを変えれば、1点取れば勝てる展開なら可能性はあると思っていました。

後半はミシャの采配に注目していました。素早く平川out→梅崎in、原口out→マルシオinの手を打ったミシャは、最後の交代枠で宇賀神out→関口inを実行しました。宇賀神がクロスを上げても上げても機能しなかったので、関口のテクニックで何か変えてくれることを期待しました。

関口は、今季鳴り物入りで補強したメンバーの中では、今一つ結果を出せていません。仙台をJ2からJ1に上げた功労者で、年齢的にも27歳とこれからの選手ですが、ミシャサッカーのアウトサイドは向いていないのかなと思い始めた頃でした。しかし、そんな関口がファーストタッチでやってくれました。

マルシオのパスから左サイドを仕掛け、ゴールライン深くまでえぐったプレーが効きました。これが興梠の足元に合い、押し込んだ興梠のゴールで浦和は値千金の1点を入れました。これで川崎Fは攻めざるを得なくなり、FWの矢島、アラン・ピニェイロを次々投入してきましたが、最後は時間稼ぎまでした浦和が勝ち、アウェイゴールの差で決勝に進出しました。

浦和が決勝に進出したときの、チケット争奪戦は毎回激しく、私も国立のスタンドに座れるかどうかはわかりませんが、とりあえず今日は喜んでおこうと思います。
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動き負け(10/11セルビア対日本)

2013-10-12 11:13:17 | ワールドサッカー
今日は埼スタに行くので、川崎F戦のゲームレポートの即日更新はできないかもしれないので、穴埋めネタに昨夜の日本代表のセルビア戦を書きます。セルビアがどんなメンバーかには興味がありましたが、CBイバノビッチ(6番、チェルシー)、CBナスタシッチ(5番、マンC)、左SBトモビッチ(3番、フィオレンティーナ)が知っている名前でした。

セルビアはW杯欧州予選では既に敗退が決まっていますが、この日の動きは非常に良く、日本代表が全然ボールに触らせてもらえませんでした。ロングパス、ショートパスどれをとっても精度が高く、欧州のブラジルと異名を取った当時の動きを感じさせてくれるプレーでした。

そうさせたのは、日本の動きがあまり鋭くなかったのも理由です。アジア相手には通用した、高い位置からのプレッシングが、セルビアのテクニックで簡単に外されてしまい、あたかもプレスに行っていないかのごとく、セルビアに面白いように回されてしまいました。

これを見たとき、山本昌邦氏の著書「備忘録」に書いてあったトルシエ時代の日本代表のことを思い出しました。日本代表にとって、時差のある欧州に遠征すると、最初の試合は時差に慣れておらず動きが鈍く、2戦目になってようやく慣れてきていいプレーをするという話です。

もっとも、今の日本代表は半数以上が海外組で、セルビアの方が時差は小さいので、その試合で動きが鈍いのはいただけません。もちろん、体格の差は否定できません。トモビッチはSBでありながら190cm近い長身で、大きくて速い選手は欧州にはいるという証明です。クロスを放り込んでもクリアされ、しかもセカンドボールはことごとく相手ボールにされるなど、日本に点が入りそうな予感はまったくしませんでした。

日本の最終ラインが低かったのも課題です。ザックジャパンは最終ラインを高く保ってコンパクトなサッカーを志向していましたが、この日の最終ラインはコンディション的問題なのか低い位置に引かれ、セルビアに面白いように回されてしまう原因になりました。テクニックは高いセルビアでしたが、ウルグアイのスアレスのような圧倒的スピードは感じなかったので、もう少しコンパクトに戦えなかったかと思います。
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