写真は今日の夕陽です。カメラだと人間の目よりコントラストに敏感で、空以外は完全にシルエットです。
今日はBS12chで放送されたユベントス対ACミランを見ていました。ユベントスはリーグ最少失点を誇る堅守速攻のチームですが、走る選手とパスを出す選手は明確に役割分担ができています。私は走る選手のMFビダル(23番)やFWテベス(10番)に目が行っていましたが、実はパスを出すマルキージオ(8番)やピルロ(21番)も同様に重要です。
特に、マルキージオはフランスU-20代表のポグバ(6番)を押しのけてボランチでスタメン起用だけに、どんな選手か注目していましたが、小野伸二のようなゲームメーカーで単純にさばくタイプです。ピルロの守備力をカバーするために、ビダルとマルキージオで守備を分担していますが、マルキージオの攻撃力も結構あることが今回わかりました。
この試合は、開始1分でACミランのムンタリ(4番)のゴールで先制点が入りました。ACミランといえばFWのバロテッリとエルシャーラウィのイメージがありますが、両者とも負傷欠場で本来ボランチのモントリーボ(18番)を司令塔で起用した4-3-1-2という布陣でACミランは戦っていました。開幕から調子の出ないミランは、負けなしのユベントスとはチーム状態に差があり、不利が予想されていましたが、先制点はうまく取れました。
しかし、そんな試合をひっくり返したのは、ピルロの技術でした。ACミランに長く在籍したピルロのことは、ACミランの選手はよく知っているでしょうが、FKだけはどうしようもなく、直接FKで同点弾を決めると、3点目も直接FKがバーに当たったところをキエリーニ(3番)が押し込んだ、事実上のピルロのアシストです。
また、ユベントスのコンテ監督のベンチワークも冴えました。右アウトサイドをパドイン(20番)からポグバに代え、彼独自の懐の深いボールキープでリズムを作ると、さらにクアリアレッラ(27番)に代えて投入したジョビンコ(12番)は勝ち越し点を決める活躍です。イタリア版田中達也というイメージのジョビンコですが、今季はスピード型のテベスを補強されて出番が減っていました。そんなジョビンコが、短い時間で結果を出したところは、さすがセリエAでも屈指の名門ゆえの奥の深さでしょう。
また、私のお気に入り、ビダルのプレーも観察してみました。ボランチでありながら脱兎のごとく駆け上がり、得点力まであるところは魅力的ですが、意外にもこの日はトラップミスが二つほどありました。足元は意外とうまくないのかもしれません。
今日はBS12chで放送されたユベントス対ACミランを見ていました。ユベントスはリーグ最少失点を誇る堅守速攻のチームですが、走る選手とパスを出す選手は明確に役割分担ができています。私は走る選手のMFビダル(23番)やFWテベス(10番)に目が行っていましたが、実はパスを出すマルキージオ(8番)やピルロ(21番)も同様に重要です。
特に、マルキージオはフランスU-20代表のポグバ(6番)を押しのけてボランチでスタメン起用だけに、どんな選手か注目していましたが、小野伸二のようなゲームメーカーで単純にさばくタイプです。ピルロの守備力をカバーするために、ビダルとマルキージオで守備を分担していますが、マルキージオの攻撃力も結構あることが今回わかりました。
この試合は、開始1分でACミランのムンタリ(4番)のゴールで先制点が入りました。ACミランといえばFWのバロテッリとエルシャーラウィのイメージがありますが、両者とも負傷欠場で本来ボランチのモントリーボ(18番)を司令塔で起用した4-3-1-2という布陣でACミランは戦っていました。開幕から調子の出ないミランは、負けなしのユベントスとはチーム状態に差があり、不利が予想されていましたが、先制点はうまく取れました。
しかし、そんな試合をひっくり返したのは、ピルロの技術でした。ACミランに長く在籍したピルロのことは、ACミランの選手はよく知っているでしょうが、FKだけはどうしようもなく、直接FKで同点弾を決めると、3点目も直接FKがバーに当たったところをキエリーニ(3番)が押し込んだ、事実上のピルロのアシストです。
また、ユベントスのコンテ監督のベンチワークも冴えました。右アウトサイドをパドイン(20番)からポグバに代え、彼独自の懐の深いボールキープでリズムを作ると、さらにクアリアレッラ(27番)に代えて投入したジョビンコ(12番)は勝ち越し点を決める活躍です。イタリア版田中達也というイメージのジョビンコですが、今季はスピード型のテベスを補強されて出番が減っていました。そんなジョビンコが、短い時間で結果を出したところは、さすがセリエAでも屈指の名門ゆえの奥の深さでしょう。
また、私のお気に入り、ビダルのプレーも観察してみました。ボランチでありながら脱兎のごとく駆け上がり、得点力まであるところは魅力的ですが、意外にもこの日はトラップミスが二つほどありました。足元は意外とうまくないのかもしれません。