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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

懐かしの駒場(10/16浦和対山形)

2013-10-16 17:40:55 | 浦和レッズ
今日は駒場に来ています。埼玉スタジアムが当たり前になった今では懐かしい風景です。ここで永井雄一郎のドリブルも、J2降格も、初優勝の名古屋戦も見ました。試合レポートは明日でお願いします。

以下翌日追記

この試合は、浦和はメンバーを落とし、ナビスコ杯川崎F戦のスタメンは一人もスタメンに名を連ねていませんでした。それでも、ベンチには槙野、森脇、宇賀神の名前もあるので、厳しい展開になったら彼らの力を借りることもあると思っていました。

対する山形は、スポーツ紙ではメンバーを落とす可能性も言及されていましたが、2年前に降格する前にJ1でプレーした選手(秋葉、西河、石川)の名前もあるなど、ほぼベストメンバーに近い布陣でした。プレビュー記事で注目選手に挙げた、山形MF宮阪もスタメンでした。

こういう試合は、山田暢久、永田充、梅崎あたりのベテランがしっかりしたプレーをしてゲームを引き締める必要があります。かつて、ベストメンバーを出せないナビスコ杯予選で、ベテランの岡野や内舘がしっかり穴を埋めて予選リーグを確実に突破したことを思い出しました。

しかし、テレビ中継で早野氏が指摘したように、この日は3バックが機能していませんでした。特に永田充の不出来は痛く、トラップが大きくなって相手にカウンターを食らうと、相手の先制点の場面では手痛いパスミスを犯して林に独走され、フリーの伊東にパスを出されています。

ミシャの3-6-1と4-1-5を併用する、独自の攻撃サッカーは、DFやボランチがミスをしないことを前提に作られています。そのため、足元の技術の高いDFとして、槙野や森脇の獲得を所望した理由はわかります。そのミシャの前提が、この試合では見るも無残に崩壊していました。

また、4-1-5の「5」の位置にいる前の選手が下りてボールを受けに来なかったことも不満です。最初は小島が「1」になってリンクマンとして攻守をつないでいましたが、山形の速いプレスで小島を狙われたため、小島の腰が引けたらしく、小島のポジションがDFラインに吸収されていました。これでは前との距離が空いてパスが出なくなります。

トップチームなら、こういう展開になったら柏木あたりが引いてボールを受けに来ます。そんな動きを、サブの選手も見ているはずですから、誰か「俺が行く」という気持ちになって欲しかったと思います。結果的には、柏木やマルシオあたりをベンチに入れて、援軍に当てていればと悔いは残ります。苦し紛れに出した途中出場のユースの邦本が初ゴールを決めたことが、唯一の収穫でした。

書き足りないことは明日のマニアック分析で書きます。
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つながらない攻撃(10/15ベラルーシ対日本)

2013-10-16 10:37:20 | ワールドサッカー
プレビュー記事の予想通り、ベラルーシは寒く、気温は11度で木々が色づくなど、日本でいえば12月くらいの陽気でした。白樺が黄色く色づいた風景は美しく、日本代表もこういう遠いところに行って試合をさせてもらえるくらいのリスペクトを受けた感激はありましたが、その白樺が一番印象に残るようでは困ると思っていました。

しかし、その危惧通り、この試合の印象は白樺が一番になってしまいました。それだけ攻撃がつながらず、ミスも目立った試合になってしまいました。スコアの0-1より、内容の悪さの方が深刻で、思い切ってミドルシュートを狙うような気持ちを選手は見せられなかったのかと、ビハインドを追って攻める手段の不足を嘆きたくなります。

ベラルーシは欧州予選I組では最下位で、うまくはない印象でしたが、スピードと高さは持っています。右MFの23番が持ち上がったカウンターは武器で、もう少し精度が高ければもっとずたずたにされていた可能性もあります。また、日本のクロスを跳ね返すCBの強さは持っているチームでした。日本は前半に内田が決定機を迎えたような、コンビネーションで攻める形を何度も出さないといけませんでした。

また、ザックが柿谷を下げて森重を入れて3-4-3を試した采配も理解不能です。内田、長友をウイング的に使う意図だったと話していましたが、それならなぜ3トップの真ん中がターゲットタイプのハーフナーマイクでないのでしょうか。ザックが無名時代からのし上がった戦術が3-4-3ということは理解していますが、日本代表ではできないことはわかっているはずで、いつこだわりを捨てられるのかという思いはあります。

山口、森重が途中出場で頑張ったのが唯一の光明と、得たものは少なかった今回のベラルーシ遠征ですが、救いなのはまだ本番までは少し時間があることです。今回、セルビアもベラルーシもある程度本気を出してくれたので、日本代表のアウェイの弱さが浮き彫りになりました。ザックもそれは理解していて、「監督の私の責任」と話しています。

次の遠征の対戦相手はオランダが決定しており、もう1試合はベルギーが有力と言われています。ここはW杯本番を想定できる、貴重な強化の場なので、今回の敗戦を少しでも教訓にできれば、「あの遠征に行っておいて良かった」ということになるでしょう。
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西武渡辺監督退任

2013-10-16 09:03:19 | 他スポーツ
今日、クライマックスシリーズで敗退した西武の渡辺久信監督の退任が発表になりました。西武黄金時代を支えた名投手で、監督としても就任一年目で日本一になるなど、功労者の渡辺監督の退任は残念です。渡辺久信といえば、選手時代の印象が今でも強烈で、細身の体に今で言う「イケメン」と女性ファンの多い選手でした。

もちろん、選手としての実績も申し分ありません。森監督時代の6度の日本一全てで主力選手で、当時の日本シリーズ第1戦の先発は渡辺久信が定番でした。1994年の日本シリーズでマウンドに上がった姿は、アメリカのスポーツ情報誌「スポーツイラストレイティド」の表紙を飾ったこともあります。通算成績は125勝110敗と、一流投手として十分な成績です。

監督としては、森監督の管理野球とは真逆の、攻撃重視の自主性を重んじる野球を見せました。おかわり君こと中村剛也、中島裕之など、守備には不安があるが打てる選手を多く起用し、打ち勝つ野球で監督1年目の2008年にリーグ優勝し、日本シリーズでも巨人に4勝3敗で勝って日本一になります。

その後はリーグ優勝こそできていませんが、毎年クライマックスシリーズ圏はほぼ外さない成績で、楽しませてはくれました。今季は浅村栄斗を4番に起用した采配が当たり、彼を打点王を取るようなリーグを代表する打者に育て上げました。タイプとしては育成型だったと思います。

渡辺監督は現役時代先発投手だったこともあって、先発投手を信じる采配をする監督でした。結果的には裏目だった、クライマックスシリーズのロッテ戦で先発岸を信じてなかなか替えなかった采配は、議論を呼んだと思います。その影響もあってか、西武は先発投手の名前は毎年揃っていましたが、ブルペンの弱さは課題でした。特に7回、8回を投げる中継ぎは毎年のように不足していました。

今回、退任の理由に、「西武は毎年優勝を狙わなければいけないチーム」と口にしています。優勝を当たり前のように経験し、日本シリーズにも何度も出場してきた現役時代を思えば、勝てないことは許せなかったのかもしれません。後任には伊原元監督、潮崎二軍監督などの名前が挙がっていますが、西武は優勝するチームという渡辺監督の意思を引き継いでくれることを期待しています。
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