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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

阿覧引退

2013-10-08 21:24:49 | 他スポーツ
今日、大相撲の元関脇、阿覧の引退が発表されました。阿覧は先場所は前頭7枚目でしたが、3勝12敗と彼らしくない粘りを欠いた土俵だったので、来場所は十両にこそ落ちないものの相当厳しそうだと心配していましたが、そういう結論だったのですね。阿覧の四股名は本名がアランだからで、ロシアのウラジカフカス州の出身で、まだ29歳とこれからの力士だけに惜しまれます。

引退の理由に、彼をスカウトしてくれた三保ヶ関部屋の消滅を挙げています。相撲というスポーツが肉体をぶつけ合う、ごまかしの効かないスポーツだけに、そういうメンタル面のマイナスがもろに成績に出てしまったと想像しています。外国籍の力士なので親方にはなれず、今後の去就については記事にはなっていませんでした。

阿覧の思い出といえば、上体の力の強さが最も印象的です。栃ノ心や琴欧洲と対戦したときに、がっぷりに組んで力比べを挑んだ相撲は、あまりにも正直すぎる印象もありましたが、相撲の原点らしくていいなと思いました。阿覧はレスリングからの転向組なので、どうしてもレスリングの癖である、相手の後ろに回りたがる変化技はよく見られました。

それでも、幕内在位29場所、最高位関脇、敢闘賞2回はよく頑張った印象です。上位にも何度も挑戦した力士ですが、白鵬には一度も勝ったことがなかったと記憶しています。そのあたりはさすが白鵬で、こういう力で勝負する、相撲があまりうまくない下位力士は徹底的にカモにする白鵬の強さがデータに現れています。

あまりにも早すぎる、阿覧の引退は一人個性派が去る寂しさを感じますが、彼の第二の人生での成功を祈りたいと思います。
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ナビスコ川崎F戦プレビュー

2013-10-08 17:43:02 | 浦和レッズ
今週末、浦和はナビスコ杯の準決勝2ndレグ、ホームの川崎F戦です。代表休みで本来なら空いている週に浦和の公式戦があるのはありがたく、週末の浦和戦を楽しみに、一週間を過ごすリズムはいい習慣です。1stレグは川崎Fのホーム等々力で行われ、2-3で川崎Fの勝利に終わっています。

この試合は2-0を逆転された試合なので、できれば勝っておきたかったですが、この結果は最悪の結果ではありません。理由はアウェイゴールを2点取っておけたことで、1-0、2-1の勝利なら浦和が勝ち上がれる、ほぼ0-0の引き分けと同じ価値がある結果です。

ただ、川崎Fは今季2戦2敗と苦手にしている相手です。特にリーグ戦のアウェイ戦は0-4の惨敗で、ボランチやDFのミスを拾われてカウンターで攻められた、川崎Fの得意な形を存分に発揮された敗戦でした。また、ナビスコの対戦では相手の新戦力、森谷のスピードあるドリブルに浦和は対応が効いていませんでした。

森谷はそのナビスコの活躍が評価されて、最近はスタメンですから、浦和戦も出てくる可能性は高いでしょう。浦和の勝利条件は引いて守って勝ち上がれる条件ではないので、浦和は攻めに出るでしょう。明るい要素はマルシオが前節途中出場とはいえ復帰したことです。

浦和の1トップ2シャドーの興梠、柏木、原口の3人の出来は総合的に見れば決して悪くありませんが、彼らも人間ですから良くない試合もあります。そんなときのバックアップがいなかったのは浦和の大きな課題で、どうしても交代選手が彼らを補完できませんでした。

しかし、今回のマルシオ復帰は、間違いなくチームの流れを変えられる要素で、ドリブルで仕掛ける原口に代わってキープしてボールを落ち着かせられるマルシオが入れば、攻めのリズムも変わり違うパターンの攻撃もできます。個人的には久々にマルシオのFK直接ゴールが見たいです。

今季ベンチスタートが多く、新潟では絶対的司令塔だった彼にとってはもちろん満足いくシーズンではないと思いますが、まだまだ浦和には必要な存在です。是非、彼のいいプレーでチームにもう一度勢いをつけて欲しいと思います。
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