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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

W杯出場国プロフィール4

2013-10-21 22:24:14 | ワールドサッカー
今回はその他の大陸です。情報不足のチームもありますが、書ける範囲で書きます。

・アメリカ(北中米カリブ海1位)

映像を見たのは前回のW杯が最後ですが、当時のチームはサイドハーフのドノバン、デンプシーが一番得点力がありました。当時は2ラインリトリートサッカーをしていて、ドノバンやデンプシーが守備に帰るきついサッカーでした。ドノバンはベテランなので今は代表ではないと思いますが、デンプシーやFWのアルティドールの名前はプレミアリーグ中継で見ます。もっとも、アルティドールはあまり強いチームではないサンダーランドにいて、プレミアの老練なDFに苦労していた印象です。

・コスタリカ(北中米カリブ海2位)

日本とは2002年、日韓W杯を目前にした時期に横浜国際競技場で対戦したことがあります。北中米カリブ海予選はレベルが低いと想像している方もいるでしょうが、その試合は1-1の引き分けです。簡単に勝てる相手ではないはずです。

・ホンジュラス(北中米カリブ海3位)

このホンジュラスも日本に親善試合で来たことがあります。宮城スタジアムでの試合で4-3の乱戦になって日本が勝っていますが、今回の予選ではメキシコを抑えて通過しており、侮れません。

・イラン(アジア予選A組1位)

未だにアリ・ダエイのイメージがあるイランですが、今のイランは当時より小粒なチームになっています。それでも、カウンターを繰り出す速攻で、アウェイで韓国を破ったところを見ると地力はあると思います。ただ、最下位レバノンのアウェイ戦を落とすなど不安定な試合もあります。

・韓国(アジア予選A組2位)

お隣韓国も、日本同様に主力選手が欧州に進出しており、カーディフのキム・ボギョン、サンダーランドの奇誠庸のようにプレミアリーグの中継で見られる選手も出てきました。もっとも予選の戦いぶりはあまり誉められたものではなく、キム・シンウクの頭狙いのアーリークロスを繰り出すサッカーが空回りして、最終節でイランに敗れながら得失点差で辛くも2位に滑り込んだ通過です。代表監督を洪明甫に変えて強化をやり直しているところです。

・オーストラリア(アジア予選B組2位)

前線にケーヒル、ケネディを並べてロングボールで攻めるチームというイメージのあった豪州ですが、埼玉スタジアムにやってきたチームは両サイドハーフのクルーズ、オアーという若い二人のサイドアタッカーを生かした速いサッカーのチームでした。堅守速攻はオジェックの持ち味と思いましたが、先日オジェックは解任されたので、驚くようなチーム改革があるかもしれません。

・日本(アジア予選B組1位)

説明不要。
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本当に動けない(エクアドル対ウルグアイ)

2013-10-21 17:14:25 | ワールドサッカー
スカパーの無料放送で、W杯南米予選のエクアドル対ウルグアイ(1-0でエクアドル勝利)の映像が手に入りました。エクアドルのホームゲームは、標高2600mの高地で、アウェイチームにとっては非常に嫌な環境という話は、雑誌などで何度も目にしていました。映像を見ればその印象はさらに強烈になりました。

動いている選手が極端に少ないのです。ボールホルダーと、それをマークする選手は動いていますが、他の選手はほとんど動けません。これでは、ウルグアイが日本と対戦したときのように平地の試合ならできる、連動したプレスとか高い位置からセカンドボールを取り返すようなプレーは不可能です。

ウルグアイが前回のW杯MVP、フォルラン(10番)をベンチスタートにした理由もはっきりしていて、チーム全体の運動量が落ちるこの環境では中盤が3枚では間違いなく持ちません。右MFのMペレイラ(16番)は時折最終ラインにも入って、5バック気味に守ってスアレス(9番)、カバーニ(21番)のスピードに賭けるのがウルグアイのゲームプランでした。

これに対し、エクアドルはしっかりボールを保持して、ゆっくりしたリズムで試合を運びました。変なミスでウルグアイにカウンターを浴びなければいいと、過去は1勝しかしたことのないウルグアイ相手に格上のようなサッカーを挑んできましたが、それが見事に的中しました。

エクアドルで有名な選手は、マンU所属の右MF、Aバレンシア(16番)くらいですが、そのAバレンシアの入れたクロスが絶妙で、FWの9番が追いついてエクアドルに先制点が入ります。こういう展開になると、エクアドルのリズムが少しずつ出てきて、SBが単発でもいいから何かプレーをしようと上がってきたり、Aバレンシアを起点とするサイドアタックも機能しました。

それに対し、ウルグアイは負けているときの対策を立てているようには思えず、フォルランを慌てて投入しましたが、あまりにもボールがつながらないので、フォルランがMFに下がりだすなどちぐはぐな展開に終始しました。強力なポストプレーヤーを持たない、ウルグアイの弱点ともいえます。

結果はこの勝ち点3が効いて、エクアドルはW杯に出場し、ウルグアイはアジア5位、ヨルダンとのプレーオフに回ります。もちろん、ウルグアイとヨルダンの実力差は大きいですが、ヨルダンがホームの環境の悪さを利用して勝っているチームなので、やってみないとわからない試合ではあります。ヨルダンがホームで勝つようなことがあればあるいはとも思います。
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