

今月のテーマは「新しい公共」
批評するのは、東浩紀さん(思想家、小説家)。
それに、明日を探る「公共政策」は、広井良典さん(公共政策論)が「等身大の中国論を語ると時」を。
さらに、立岩真也さん(社会学)が、「どんな社会目指すのか議論をー所得税の累進性強化」
と3本立て。
すべて、興味深い。
東さんは、さまざまな問題点を指摘しつつも、鳩山政権が唱える「新しい公共」理念=政府、NPO、市民運動の
3者が連携した新しい社会運営を誕生させる=に可能性を見る論者を評価している。
しかし、障害があるという。それは「行政に頼ること」「政治に期待すること」を避けていく傾向がネット社会で
拡がりを見せているという。このネット社会の声にどう対峙していくか。
「新しい公共」を実効あるものとして立ちあげるためには、ネット社会の声を説得できなけれならない。
そので必要なのは、「国語力であり討論力」だという。
やはり、、「国語力であり討論力」ですね。
文書や口で負けていては「新しい公共」は創造できないのです。
※夕陽の写真が撮れる季節がめぐってきました。