朝一番で電話が入った。
自宅で動けなくなっている、すぐ来てほしいという。
住所、電話、名前を聞いて二人で飛び出す。
近くに車を停めて、家を特定し、
ドアをノックする。
返答がないので、ノブを回す。
開いている。
声をかけると奥の部屋から声がする。
上がることを伝え、部屋に入る。
電話の主は、ベッドに横たわっていた。
顔を見ると、顔面を数針縫っていたが
まだ抜糸をしていない。
手はギプスをして . . . 本文を読む
今日の防衛庁の事務次官や大臣の言葉のやりくりを聞いていて、
責任ある立場の発言とはとても思えなかった。
ほんの1週間前の話が記憶にない、記録したかどうかも定かでない、
という発言は今まで、聞いたことがなかった。
学校でも、社会でもとても許される発言ではない。
こともあろうに、国のリーダー的な立場の人間がこのような
発言をするとは。
公僕たる人間が持たなければならない倫理観からはるかに逸脱している . . . 本文を読む
今日までの推移を見れば、もう石破氏辞任しかない。
もちろん産経新聞のように、国軍を警察が捜査することこそが
おかしいという「正論」を説く方々には納得できないだろうが。
捜査対象となっている軍艦からへリコプターで当直士官である
航海長を防衛省に呼びつけ、大臣に会っている。
そしてそれが、問題にならないという感覚は、やはり旧軍の
感覚ではないだろうか。
軍は軍が捜査するという意識があったのだろう。
. . . 本文を読む
その一。
家族による虐待の通報。
その二。
民生委員からの一人暮らし男性と連絡がとれないと電話が入る。
ともに緊急対応が必要だが、その一は、人の目がある場所なので
少し時間が稼げるようだ。
その二は、自宅に急行した。ノックをしても返答がない。
電話も繋がらない。家の裏に回ってみるも室内に人影は見えない。
留守かもしれない。
民生委員さんと打ち合わせることにした。
通報がヘルパーさんからだと緊張 . . . 本文を読む
ここ数日、サイパンでの三浦容疑者逮捕、拘束の報道を
見聞していて、「なぜ今」と論議になっている。
私は以下のように思っている。
米国は、あの9.11事件以後、かっての米国ではなくなっていると。
9.11以降、米国領土の入国管理は非常に厳しくなった。
米国本土以外の領土、自治領、委任統治地域、米軍基地、大使館、領事館などを
一元的に管理できるシステムが出来上がっているのではないか。
すなわち、過 . . . 本文を読む
838兆円。この金額が国(政府)の借金と考えていいのだろう。
しかし、よくわからない。
この838兆円の国債は誰が買っているのか。
気になる。
金利が安いから、国内の個人や企業が中心だと思うのだが。
ならば、国民が国に金を貸していることになる。
この国債発行額は平成10年には400兆円だった。
9年間で倍増したわけだ。
ところで、日本(政府)が米国の国債を購入していることは知られているが、
一体 . . . 本文を読む
うん?新春なんて、とっくに終わっていると
お思いでしょう。
しかし、ことの都合でこの時期に「新春の集い」を開く人がいる。
もちろん政治家である。
国会議員の「新春の集い」を後援会の面々が開いて
日頃の支援者や議員さんに集まってもらい
ひと時を楽しんでもらうという企画である。
特別な催しはないが、議員や市長がお話をし、
活発な意見が各テーブルで交わされる。
ここ数年参加しているが、実はあまり好 . . . 本文を読む
これは阿部良男著『ヒットラーとは何者だったか?』に
引用されている『ブリュ-ニング回顧録』の言葉だ。
池内紀氏が毎日新聞の書評で引用しているので、
孫引きということになる。
昨日は、スティーブン・スピルバーグの『シンドラーのリスト』を
観ていた。本当に観るのがつらい映画だ。
そこで、本を読みながら観ることにした。
本は細川瑞子先生の『知的障害者の成年後見の原理』。
そして、私の頭の中は「自由」 . . . 本文を読む
防衛隊ではなく、防災隊である。
これは、地域で自主的に防災隊をつくろうという動きである。
もちろん、消防と連携して行う。
今朝は、地域の集会所で住民の皆さんと消防の方々との行事が
もたれた。
自主防災隊は、阪神淡路大地震の反省をもとに、初期防災への
住民の自主的活動を組織化したものである。
大災害時には、住民が住民を守らなければならない。
だれも助けには来てくれない。
これが、教訓だ。
しかし . . . 本文を読む
今回の海難事件を見聞して驚いた人も多いのではないだろうか。
「危機管理ができていない」とJR西日本を強く批判しているのだが、
防衛庁(省は認めない)はJR西日本の上を行く。
旧軍の「おいこら、そこのけ」の態度は今も続いている。
ミサイルを落とせても、漁船を守れない軍艦とはなにか。
守屋トップのひどさに現場は迷惑しているという話は間違いだった。
正しい言い方は、防衛庁まるごと危機管理が出来ていない . . . 本文を読む
ここ3~4日は、ブログを書く余裕もなくて
写真でお茶を濁しています。
この坪庭は実は、美術館ビルの中にあります。
確か5階部分だったと思います。
天井に丸い穴が開いており、青空が見えます。
そこから日が差し雨がふります。
室内で、風に木の葉が揺れているのは不思議な感覚です。 . . . 本文を読む
地域の首長選挙は、応援した候補者が惜敗した。
数百票差だ。
素晴らしい性格の、とても街を愛している候補者なのだ。
しかし、人柄に触れることのない市民にはなかなか伝わらない。
これから4年、この街の社会福祉は停滞することとなった。
今日は落ち込んでいる。
首長選挙は4年に一度。
オリンピックと同じだ。
すでに4年辛抱した。
もう4年の辛抱はきつい。
敗因はいろいろ考えられる。
まず第一は、行政 . . . 本文を読む