この本は、秋の夜長に適しているようにも思えます。
一文一文、短歌ひとつひとつに考えさせられます。
著者である小川女医は、四国や中国地方の奥地に車を乗り継いで、その先は徒歩で、
地元の警察官や県の係官とともに病者の家を訪ねる。
女医は、病者の検査し、ハンセン病と診断すれば、警察官が入院を強要することになる。
しかし彼女はそのような形式にはとらわれない。療養所がどんなに素晴らしいところか、
詳しく . . . 本文を読む
序を書いた3人(上村、高野、光田)は、この序を書いた昭和10年以降も「ハンセン病」に
ついての重要な役割を担っていく。
以下の文章は、上村、高野両氏のハンセン病への重要な関わりを示唆している。
資料として掲載いたします。
「厚生労働省所蔵の「昭和二十八年三月十五日起 らい予防法案関係一件綴」のなかに
厚生省の罫紙2 枚に記されたメモが収められている。
内容から厚生省が「癩予防法」の改正法案 . . . 本文を読む
こんな所信表明聞いたことないね。
TVで放映していない部分で政策も話しているのでしょうかね。
しかし、「強く明るく」にはあきれた。
昔の金太郎さん、今なら白鵬につけるネーミングではないでしょうか。
政治って、こんなものなのかな。
国民に対する誠意や敬意は感じられないし、あまりに軽い。
いくら、選挙管理内閣といわれても、自分自身で認めることはないでしょうに。
「強く明るく」といえばやはり有森さ . . . 本文を読む
このブロンズ像は旭川の右岸にあります。
お城も同じ右岸にありますが、流れが大きく曲がっているので、この少女の竹トンボは、
川の上を滑空してお城まで飛ばなくてはなりません。
竹トンボ作りは、いまや、手づくり教室の定番ですね。
使い慣れない小刀の練習にはぴったりです。
昔々、竹トンボを作って道端で売ろうと思い、兄弟で製作と販売を分担して
試みたことがあります。
人が集まる所ということで、倉敷美観 . . . 本文を読む
この言葉、鹿児島の大学に留学している大学院生にお聞きしたい。
『従軍看護婦と日本赤十字社』の中に、従軍看護婦だった肥後喜久恵さんの証言が掲載されています。
肥後さんは、八路軍に仕方なく従軍していたのですが、
「戦闘と戦闘までの間、少し時間がありますよね、その間にいつも勉強するんです、中国というところは。
仕事の代わりに学習するんです。私は中国語がだんだんわかるようになってきたものだから、
学習 . . . 本文を読む
当然の成り行きだけど、彼は完全な確信犯。
責任をとって辞任ではない。
言いたいことをいって通じないから、そうして任命者に迷惑をかけたくないから辞める。
行革担当大臣の話もあったが、「うちは行政ファミリーだから無理」といったとか。そういえば奥さんも官僚出身だ。
ある自民幹部が、彼の場合は、「これは彼の持論というより、持病だな」と
いったらしいが、確かにその通りと思う。
なら、なぜこんな危険(政権に . . . 本文を読む
桃太郎の国だからというわけではないけれど、
日頃利用している県立図書館は日本一といわれている。
日本図書館協会の調べによると2005年、2006年度の入館者数および貸出冊数は
全国トップである。特に2006年度の入館者数は100万9337人であり、全国で
唯一100万人を越える入館者を記録している。wikipediaより。
この図書館は、岡山城の二の丸跡に建てられた丸の内小学校(確か?)が統合 . . . 本文を読む
今日は天気がよいので、昼から旭川左岸までサイクリングをした。
石井十次の旧跡を訪ねてみようと思った。
十次についてブログで連載している時は、明治の地図と、現代の地図を
見比べながら、路地から露地を歩き、当時あったはずの建物を同定していった。
今も結構古い住宅があるが、いずれも十次が宮崎に去った後に建ったものだから、
古くて建築後100年程度だと思う。
私がよく通っていた頃から3年が経っているがそ . . . 本文を読む
川口啓子・黒川章子著 文理閣 2008年発行
身近に接していながら、実は知らないことばかりなのが、「看護師の歴史」だと気がつき、
図書館の棚などを眺めていた。また、ハンセン病に関わった医療関係者を学んでいると、
医師とともに重要な役割を担った看護師の情報が極端に少ない。しかし、少し調べてみると、
療養所だけでなく、看護師の歴史について一部の人にしか知られていないことではないかと
思うに至った。
. . . 本文を読む
先日の枡添発言を聞いた時には、突然宗旨替えかと思いましたが、
あの記事は誤報だと厚生省の幹部は言っているそうな。
もう一度、記事を載せましょう。
舛添要一厚生労働相は19日、75歳以上が対象の後期高齢者医療制度に代わる
新たな制度の創設を検討する考えを固めた。新制度は対象者を年齢で区分せず、
年金からの天引きも強制しない仕組みとする方向だ。1年程度かけて議論を深める
という。毎日新聞記事より
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桃太郎伝説は日本国中にあるので、岡山もうかうかしておれないと
思ったかどうか。
足元から、元祖をアピールしていた。
下向きな人間にもよくわかる。
なにはともあれ。
継続は力なり。 . . . 本文を読む
このニュースを聞いて、意外には思わなかったですね。
サプライズでもないですね。
もう政界にいても意味がないと思ったのでしょう。
彼の役回りはふたたび来ない。
郵政は民営化したが、反対したものが入閣することも
別に気にしない。
自分が行った政治には責任を持ちようがないわけだし
一匹狼の末路とすれば、ましなほうでしょう。
世の中、政治家が責任をとるといっても大したことにはならない。
ブッシュだっ . . . 本文を読む
小川正子著「小島の春」の序は、当時の3人の著名人が書いている。
○高野六郎
○下村海南
○光田健輔
長島愛生園の初代園長である光田健輔以外の二人は今ではほとんど知られていない。
しかし、高野六郎、下村海南も、ハンセン病の歴史の中で重要な立場にいた。
また、二人には詩人という共通点がある。
下村海南は、本名は下村治である。
小川正子も歌人である。
「小島の春」には多くの短歌が掲載されている。
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自宅を出て、総合グランドを抜けようと自転車で走っていると
補助グランドが異様に盛り上がっている。
予定を変えて、中に入る。
小学校の生徒と父兄、撮影スタッフがいるいる!
なにをしているのか?
覗くと30人31脚全国大会岡山香川予選だった。
そういえば毎年年の暮に、全国大会を中継していた。
香川のチームは相当レベルが高いらしく、50mを9秒台で
駆け抜けていた。
私は準決勝をみていたのだが、 . . . 本文を読む
昨日は、一郎。
本日は、太郎が決まった。
インタビューはともに総選挙を強く意識したものだった。
与党の布陣は定まった。
いかに傷少なく負けるか。
もう打って出るしかないとの気持ちも定まった。
後は、いつか。
それとて、太郎が決めるほどの力はない。
10月26日か、その1週間後か選択肢はないと思う。
党首は定まったが、では岩清水はどうなのかと問われれば、
太郎は、いやだ。
しかし一郎も「変わった . . . 本文を読む