昨日の続きです。
ジョン・ダワーさんは、1938年生まれ。マサチューセッツ工科大学名誉教授。著作に「吉田茂とその時代」、「敗北を抱きしめて」などとあります。
日本が北方領土、竹島、尖閣諸島の領土問題を50年代に解決できなかったのは、冷戦状態が継続していたこと。特に北方領土と尖閣諸島はソ連と中国という仮想敵国との問題であり、アメリカはその解決を望まなかったと。
歴史家としてみると、これらのこと . . . 本文を読む
朝日新聞2012年10月30日インタビュー欄より
見出しは
冷戦が拒んだ解決
米国に全面依存し
中韓に向き合わず
国が語る被害には
他者への理解欠如
市民との対話築け
この見出し、とてもよくできている。
漢詩を思い浮かべてしまう。
これは記者が書いたのだけれど、インタビュー内容の見事な要約になっている。
それも、順番どおり。
ゆえに、この見出しに導かれて引用すればいいことになる。
冷 . . . 本文を読む
中村さんは厚生省の担当者として前回(1989年)の消費税導入に関わった人ですね。
その時のことを「中村秀一の現場から考える社会保障」という欄で書いている。
前回の消費税導入がなければ、90年からの高齢者の介護基盤を充実する10ヵ年計画(ゴールドプラン)の実現化は難しかった。
さらに、厚生省は90年代半ばの消費税率の引き上げを想定し、高齢者介護の充実にアクセルを踏む。00年の介護保険制度の実施に . . . 本文を読む
資料として転載しておきます。
毎日新聞 10月28日(日)14時31分配信
国内外のハンセン病問題の現状を紹介する「ハンセン病問題のこれからを考える国際シンポジウム」(長島愛生園歴史館など主催)が27日、北区であった。マレーシア、フィリピン、ブラジル、オーストラリアからハンセン病回復者や大学講師らがパネリストとして参加し、各国のハンセン病患者の隔離政策の歴史などについて語った。
.
ハ . . . 本文を読む
今年の6月から7月まで岡山県立図書館でホームページ制作講座を受講していました。
8月以降もホームページを完成するために県立図書館のメディア工房で教えてもらっていました。
9月には一応終了しました。
いろいろ細かな修正作業もありました。ミスが多いということです。
このたび館内審査を経て県立図書館のホームページにあるデジタル岡山大百科の中にアップされました。
初めてのホームページ作成でもあり . . . 本文を読む
※画像はアマゾンからです。クリックしても中身は見えません。悪しからず。
タイトルにある「痴呆ケア」という用語は死語になっていますね。
この本の発売は、2004年9月4日です。
わずか8年前には認知症という病名はなかったのです。
この本を求めたのは、世界アルツハイマー会議が京都で開かれたときの宝が池の会場だったと記憶しています。
この国際会議に間に合うように出版されたのだと思います。
小澤勲先生 . . . 本文を読む
先週末は地元の秋祭でした。
遠くで太鼓の音が聞こえていました。
昨年までは父と車椅子で出かけたものでした。
今年から無理になりました。
神社へは二人で神輿に付いて行きましたね。
境内では子どもや若者がはしゃいでいました。
昔も今も同じです。
かつては秋祭の頃になると夜はしんしんと冷えていました。
今年もここ1週間はずいぶんと冷えてきました。
両親の様子も1年、いや半年前と比べてもずいぶん変 . . . 本文を読む
ここでいう99%とは、支配層1%以外の我々のことである。
不平等はいつの時代にもあった。原始共生時代のことはよくわからないけれど。
教授は、今、不平等が急速に広がっていることを懸念している。
米国では上位1%の人々が全国民所得の20%を得ている。
米国の子どもの4人に一人は貧困状態にある。
05~09年の間に標準的なアフリカ系米国人は富の53%を失い
彼らの財産規模は標準的な白人世帯 . . . 本文を読む
我が家は親戚が少ない上に全国に散らばっています。
「遠い親戚よりご近所づきあい」の典型です。
父はこの地に生まれて90年、学校と兵隊以外は他県に出ていません。
そして兄弟や両親を若くしてなくしています。
母も、弟が一人埼玉県にいるのみです。
さて、今日は母の姪二人が金沢と大阪から訪れてくれました。
陣中見舞いといったところです。
10年以上遭っていませんでした。
それでも話をするとすぐに昔に戻っ . . . 本文を読む
10月20日付の朝日新聞の「ひととき」欄に73歳の女性による投稿が掲載されていました。
女性の心もようが感じられました。
とても文章がお上手です。感心しました。
記憶にとどめるために転載させていただきます。
やっぱり美人にうまれたい
その人はバス停に立っていた。
まっすぐな髪、優しい顔、茶色系のワンピースは風に揺れて、バッグも靴も服にマッチして、
バス待ちの人たちはちらちらとその人を見ている . . . 本文を読む
父がショートにいっている間が私の活動期間です。母が在宅なので泊まりはできません。
明るいうちに帰ってこないと大変です。
なにしろ、心配性の二乗です。
日が暮れそうものならえらいことです。
では本日のサイクリングコースです。
朝8時半に自宅を出ました。
旧山陽道を東に向かいます。
旧山陽道藤井です。岡山城下への分岐点です。幕末には武装した他藩士はここから北へ迂回させ城下には入れなかったそうです。 . . . 本文を読む
今日から父がショートステイに行きました。
見送ってから岡山駅にひとっ走り。
岡山駅で可愛らしい電車をパチリ。
隣のホームにも仲のいい車両がー
これが大国家です。
JR和気駅すぐです。表に回れば江戸時代中期の大家です。
きれいに障子をはがします。
うーん。さすがに柱が傾いている。 . . . 本文を読む
かつての山岳仏教も近世になると山麓に降りてきます。
その下山路から琵琶湖が見えました。
アップにしてみましょう。
琵琶湖に浮かんでいる島は竹生島です(左手)。
京阪電車がこの島についてキャッチフレーズを付けていました。
「なにかありそな竹生島」
確かにそんな気がしてきます。
島には西国33札所があります。
長浜から連絡船が出ています。
山道をどんどん下ります。
山麓には石道寺や旧飯福 . . . 本文を読む
この6月に訪問した大槌町の方から『大槌新聞』を送っていいただきました。
第13号、発行者はおらが大槌夢広場復興館です。
復興食堂の隣にあります。
復興まちづくり懇談会の様子と裏面は大槌稲荷神社祭典を掲載しています。
神主さんは夏に岡山にいらっしゃいました。
稲荷神社と復興商店街の写真です。
また行かなくては。
広告欄は空スペースがほとんどですね。
協賛金は「リメンバー神戸アンド東日本」 . . . 本文を読む
※伊吹山を望む。
牛止岩で昼食休憩したあと、頂上を目指します。
この登山道は風格が感じられます。
道に風格?と思われるかもしれませんが、長年人々が通った道にはやはりその雰囲気があります。
この尾根道は1000年以上の歴史があります。
その事実を知っているからの風格ではないか。
確かにそうともいえますが、雰囲気というのは確かにあります。
己高山の山頂近くにある鶏足寺の遺跡の規模には驚かされます . . . 本文を読む