午前中に掃除などしてを済まし、ホッとしてお茶を飲みながらテレビをつけると
チンパンジーの集団飼育のドキュメンタリーをしていた。
1998年の製作だから、10年前ということになる。
実は1978年にも取材しており、どちらも一人の飼育係(吉原さん)が一方の主人公である。
もう一方は、チンパンジーのボスであるジョーである。
ジョーは20年におよぶボス生活の終わりの時期を迎えてきた。
次期のボス候補の . . . 本文を読む
今日は、週末で月末。
午後、4人の方を訪問した。
新規契約の方もおひとり。
今まで生活をお聞きする。
人生の節目節目を話してくださる。
これからの不安を話される。
一人住いなので、孤独死のことです。
実はこのようなお話しは比較的多く聞きます。
ご本人には大変な問題でも、聴く人にとっては、よく聴く話です。
ここに聴く人の感覚のマヒが起こります。
その方の心に寄り添えないのです。
これは医師が患 . . . 本文を読む
地域包括の業務が困難なことは書類が多いのこと。
ケアマネ以上である。
しかし、このデスクワークが圧縮できないことには、家庭訪問に力を集中できない。
一方、家庭訪問をすればするほど要望や課題が増え、デスクワークも時間をとる。
もちろんこの循環は歓迎するべきもの。
ところが現実には、訪問を最低限にすることでやり過ごそうとする。
もちろんデスクワークも増えない。
そして、ほどほどに済ませる。
身に覚え . . . 本文を読む
今日は、利用者の方の家庭訪問を6件こなしました。
これが限界と思います。
訪問のために書類を準備する時間も必要です。
サービス事業者と方と連絡調整も必要です。
私は担当地区をすべて自転車で行きます。
遠いところで6km程度ですから、30分もあれば着きます。
たいていのところには車と同程度の時間で行くことができます。
ただし、疲れ方は違うのでしょう。
訪問後、書類整理、届け出をすると定時帰宅はと . . . 本文を読む
借りたり購入した本が身の回りにあるので紹介しましょう。
1.『なにもかも小林秀雄に教わった』 木田元著 文春新書 2008年
2.『留岡幸助と備中高梁 石井十次・山室軍平・福西志計子との交友関係』
倉田和四生著 吉備人出版 2005年
3.『山田方谷とその門人』 朝森要著 日本文教出版 2005年
4.『歴史のなかの癩者』 藤野豊編 ゆみる出版 1996年
5.『困難な自由』 エマニ . . . 本文を読む
書評を読むということも、なかなかの楽しみです。
よき書評は、評者と著者の対話になっているようです。
よしもとばなな氏の『彼女について』についての三浦氏の書評は、両者の人生に
対する考え方(解釈)に根本において共通点があり、また共通の言葉があることにおいて、
人の心を深く揺さぶることができています。
私自身は『彼女について』を読んでいないので、この本について触れることは
できないのですが、評者は、 . . . 本文を読む
今場所の間、寡黙な男に徹した朝青龍だが、
場所が終了したときに、言いたい言葉をイメージしていたのだろう。
この言葉が、シュワルツネッガーの「ターミネーター」で使われたのは
よく知られた話だ。
朝青龍が、今場所の目的にしたのは、この映画の主人公のように
自らが 今場所の主人公になることだった。
今まで22回の優勝を成し遂げた横綱は、
勝つための奥義は、
一番一番に集中することしかないことを理解 . . . 本文を読む
1月25日の朝刊毎日新聞京都支局 鶴谷真記者の記事より。
中国北部の年、天津に住む青木陽子さん(47)のことが書かれていた。
青木さんは、自ら全盲ながら、自宅で視覚障害者らに日本語と日本語点字を
教えている。授業料は取らない。就労支援のための活動です。
93年、単身渡中、自己資金と寄付金1000万円で95年に
天津市視覚障害者日本語学校訓練校を開く。
これまで447人が通った。
青木さん自身 . . . 本文を読む
日本人は、人を信じられると思っていない。
というデータがある(NHK教育「サイエンスゼロ」より)。
この数値は、世界的にみてとても低いという。
すなわち、日本人ほど人を信じない国民はそういないということ。
その理由は、日本人は身内は信じられるが、他人は信じられないということらしい。
「人を信頼する人は、人をよく知る人である
逆に、人を疑う人は、人をよく知らない」
この実証された知見によれば、 . . . 本文を読む
生活保護を受給されている高齢者の方の生活の状況は、以下の中日新聞の記事の
通りです。この記事を知ったのは、自立支援センター.もやいのホームページからです。
中日新聞
私は高齢者の方々が営んでおられる生活の中にお邪魔することになるのですか、
生活保護を受給されている方、また同程度以下の生活をしていながらも申請されていない方。
自宅があるため申請ができない人なども同じような生活をされています。
この . . . 本文を読む
週末に京都に帰ることが月1~2回あります。
今日はとても珍しく残業した後に新幹線に乗りました。
5時以降に訪問する必要があったからです。
家族が働かれている場合は、5時以降にお会いすることになります。
訪問の前、午後の時間は、自閉症の講話を拝聴しました。
自閉症の方々とどのように接したらよいか。
大変参考になりました。
ごくシンプルに書きますと
「視覚を重視し、わかりやすく具体的に、YES . . . 本文を読む
地域包括支援センターに勤務していて、
「要支援と要介護の仕切り」※に理不尽さを感じている日々ですが、
居宅介護支援事業所の人々も、この理不尽さにはほとほと手を焼いています。
2006年介護保険制度改定で最大の問題点は、この「要支援と要介護の仕切り」ですが、
この問題は今年度の改定でも無視されました。
どうしてこんな手間な制度をつくるのかと利用者に大不評の介護予防制度です。
地域包括の設立目的のひと . . . 本文を読む
私は演説を聞いてちゃんと理解できる英語力はないので、毎日jpの訳文を読みました。
オバマ氏は予備選や本選を通じて、好んで「旅」という表現を使ってきました。
それはリアルな旅のこともありましたし、精神的な旅のことでもありました。
そして、就任演説では、アメリカ建国以来の「精神と行動の旅」を語りました。
私たち米国人は、この偉大な国を作り上げた。今、その国が危機に瀕している。
この国を再生する時が . . . 本文を読む
Culture Jammerさんのブログをパソコンを打つ時のBGMに
させていただいています。
社会福祉学なんでもありさんのブログでも取り上げていただきました。
(どちらもブックマークにあります)。
Culture Jammerさんは不思議なブログです。
このようなブログが存在することに驚きました。
寡黙なブログです。
スタイルが完成して揺るがないように思えました。
しかし、ブログを始められ . . . 本文を読む
今日は久し振りに講演を聞きました。
酒井保さんという広島県の社会福祉協議会の方です。
独特の話しぶりと、イラストも描かれる多芸な人でした。
当然、プレゼンも見たこともないようなアートなものでした。
映像で紹介したいほどの出来でした。
もちろん、福祉観に関しても、勉強になりました。
タイトルの「ご近所福祉クリエーター」を自称されている。
まずは官僚用語を自分の言葉に置き換える。
「ご近所福祉ク . . . 本文を読む