熱海の土石流災害 救助活動あたった相模原市の消防隊員は
07月06日 18時22分 NHK
一部転載します。
静岡県熱海市で起きた土石流の現場で、救助活動にあたった相模原市の消防隊員がNHKの取材に応じ、困難な活動の様子を証言しました。
熱海市の伊豆山地区で起きた土石流の現場には、神奈川県内各地の消防から高度な救助技術をもった隊員が派遣され、救助活動にあたっています。
このうち相模原市では、第一陣として4日間にわたって活動した隊員24人が交代のため、6日帰ってきました。
消防局に到着した隊員たちは、出迎えた幹部職員に対し、活動を終えて無事に帰ってきたことを報告していました。
相模原市消防局特別高度救助隊の平本友和隊長は、現場の状況について「想像を絶する土の量で、いろんなものが混ざったような独特なにおいがした。水を多く含んだ土が行く手を阻んで、一歩踏み出すと胸まで埋まってしまうような状態だった」と振り返りました。
現場では、倒壊した家屋や土砂が流入した店舗に取り残された人がいないか捜索したということで「自分の家族がいると思いながら一秒でも早く救出してあげようという気持ちで活動にあたった。しかし、救出できなかった人がいることを大変悔しく思っている」と話していました。
そのうえで「まだ、大勢の方が救出されておらず、災害の規模から考えてもこれから1か月以上、活動が続くと思う。再度、派遣された際は、今まで以上の気持ちを出して、1人でも多くの方を救助したい」と決意を話していました。
転載終わります。
土砂の臭いについては初めての情報です。
盛り土に混ざっていたものが長年の間に腐敗していたのかもしれません。