北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

もって自戒せよ

2009-08-10 23:37:08 | Weblog
 パソコンへのアクセス環境が悪いので、ついブログが遅れがちです。

 帰省中はこちらの友人知人と会うことで、最近の北海道の状況を知ることができます。

 ある会社に勤めている友人と会って夜一杯やりながら四方山話をしていて人徳と職場のモチベーションの話になりました。

 その友人が言うには、「上司に徳がないんですよ。なんというか品が無くて…」とのこと。おやおや先日私が書いた記事と同じような内容ではありませんか。

「なにか酷い目に会わされているとか?」
「まあ深くは話したくありませんが、昔部下だった時に、理不尽な指示を受けて現場を動かしたことがあったんです。不満の残る部下達を動かしてどうにか現場を作り上げたところで当日現地を見に来ましたが、来るやいなやスタッフへのねぎらいもなく関係者で勝手に盛り上がっていました。本人は現場によかれと思っていたのかもしれませんが、私はその時に(ああ、この人にはついて行きたくないな)と心底思いました」

「なんだか大変そうな人ですね」
「そうなんです。そしてその人がこの春からまた私の上司になったんです」

「おやおや」
「で、その上司から部内への一斉メールが来たんですが、その内容が『最近職場のモチベーションが下がっているが、その理由は何でどうしたらよいか考えてくれ』というものだったんです。こっちとしては、『上司があなただからモチベーションが下がっているんです。そんなあなたでも上司のポストに就けるような社内の昇進システムが悪いんじゃー!』って言いたかったですよ(笑)」


 いかに有能な人を採用するかや、どうやって職員のモチベーションを上げるかといったことへの上司としてのあるべき姿を教える本などはたくさん出回っています。

 しかし内部での昇進システムが、必ずしも優秀な職員を適材適所に配置して部下からの信頼と尊敬が得られるようなものになっていないところもありそうです。

 日本的な年功序列の昇進システムの弊害でしょうか。自分もそろそろ弊害の方にならないように気をつけなくては…。
コメント
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