北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

映画「アマルフィ」を観る

2009-08-12 23:04:06 | Weblog
 映画「アマルフィ 女神の報酬」を観てきました。映画は洋画を観ることの方が多くて、久しぶりの邦画です。

 フジテレビ開局50周年記念で製作された映画だそうで、主演は織田裕二、脇を天海祐希、佐藤浩市などが固め、オールイタリアロケだそうです。

 ローマでの日本人の女の子の誘拐事件にイタリア大使館の外交官として赴任したばかりの織田裕二こと黒田康作が巻き込まれ、次第に大きな事件に広がって行くというはらはらどきどきのサスペンス映画です。

 この映画は原作が真保祐一さん。「連鎖」で江戸川乱歩賞、「ホワイトアウト」で吉川英治文学新人賞をとるなど売れっ子のミステリー作家ではありませんか。
 ホワイトアウトは札幌の郊外も舞台になっていましたね。

 原作がしっかりしているだけに、ストーリー展開も無理がなく観客を引きつける画面展開になっています。

 またオールイタリアロケということで、海外ロケの映画となると不必要なほど現地の観光地や観光施設をPRしているものをよく見かけますが、この映画では世界遺産の数々も背景使いに徹していて嫌らしさを感じません。

 逆に、イタリアの街並みの美しさがさりげなく伝わってきて行きたくなること請け合いです。

  *    *    *    *    *

 制作者側としては、今回の映画でこれまでの「踊る大捜査線」で固まった織田裕二のこれまでとは違ったイメージを打ち出したいという意図もあったということで、熱さを押さえたキャラづくりに成功しているようです。

 映画のヒット度合いによっては続編も考えるということなので、シリーズ化も間近かも知れません。

 イタリアの風景にはサラ・ブライトマン(本人も出演)の歌声も良く合っています。

 久々に邦画で楽しめる映画を観ました。皆さんもいかがでしょう。 

 

 http://www.amalfi50.jp/cast.html
コメント
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