先日、栗山町方面へ出かけたついでに小林酒造へ立ち寄ってきました。
小林酒造さんは酒蔵スタンプラリーの"パ酒ポート"に参加しているので、これで13個目のスタンプをゲット。残るスタンプは9個となりました。
小林酒造さんは創業明治11年。既に創業以来130年が経過する北海道でも老舗の酒蔵です。
敷地の最初に出てくるのは北の錦記念館で、ここは小樽の銀行をモデルに設計され、昭和19年に完成した旧本社事務所を活用しています。
建物の二階は展示室になっていて、小林酒造の歴史を彩る小物などが所狭しと並べられています。
またこの建物の二階は、戦後GHQが日本国内での争いを裁いた場所と言うことで、当時の部屋がそのまま保存されています。
自宅も文化財として保存され見学希望者は見ることもできます。まあ小林家はこの辺り一帯の名士であり名家であったということなのでしょう。
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さてそんな小林酒造さんですが、酒造りの上では道内の酒米を使うことにこだわりがあります。
道内には四種類の酒米がありますが、最も最初にできた初雫は今はもうつくられていないとのことで、小林酒造さんでは吟風、彗星、きたしずくという道内の三種類の酒米を作って地域の味を醸し出しています。
北の錦記念館には試飲できるお酒が二十種類くらい並べられていて迷ってしまいます。
中には酒蔵限定品や栗山町限定品といったお酒もあって、限定と言う言葉に弱い私の心をくすぐります。
結局限定品を二本買い求めたところ、パ酒ポートの特典として「栗山徳利」なるものをプレゼントされました。
これは徳利に日本ハムの栗山英樹監督のサインが描かれたシールを張ったもの。全体のデザインは野球のバットに似せて描かれていて、日ハム、そして栗山監督ファンには垂涎の的ではないでしょうか。
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こちらの「レストランくら」では、自慢のコロッケを購入しましたが、何種類も種類があって迷います。
我々の中では、かぼちゃのコロッケが美味しいと好評でした。今回は揚げたてのものを買いましたが、次回は冷凍のコロッケを買いたくなりました。
栗山町は道内内陸の農業自治体の一つですが、名前を最大限使った地域振興と宣伝に長けています。
パ酒ポートもそうですが、スタンプラリー系のイベントは地域を強制的に回ることになるので勉強になりますね。
皆さんもぜひ栗山町をお訪ねください。